おっぱいの圧抜きのやり方や手順〜助産師から教わった簡単な方法〜

おっぱいの圧抜きのやり方や手順〜助産師から教わった簡単な方法〜

 

お母さん方、毎日の授乳お疲れ様です!
母乳育児には大なり小なり
おっぱいトラブルがつきものですよね。

 

母乳がたくさん出るお母さんは
赤ちゃんが飲み始めるとプシューッと
勢いよく出てしまい困ったことがあるはず。

 

また、復職などで長時間母乳を
あげられないときにおっぱいが
ガチガチに張ってしまった経験がある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

 

どちらのトラブルも、実は
おっぱいの圧抜きを知っていれば
簡単に解決できちゃうんです。

 

今回はおっぱいの圧抜きのやり方や
手順を紹介します。

似て非なる!?搾乳と圧抜き

 

搾乳と圧抜きはどちらも母乳を
絞り出すイメージを持っていませんか?

 

搾乳とは手や搾乳機で母乳をある
程度出してしまうことです。
このときに採れた母乳は
哺乳瓶で赤ちゃんに与えたり、
冷凍保存したりすることができます。

 

一方、圧抜きは張っている
おっぱいに圧力をかけて、胸の鬱血を
改善するための手段です。

 

母乳を出すことが目的ではないので、
圧抜きで出る母乳は多くとも
おちょこ1杯程度にとどめるのが理想です。

 

 

一般的な圧抜きの手順

 

一般的の圧抜きの手順を説明します。

 

 

1.まずは乳房を掌で包み込むようにして
おっぱいを整えます。

 

外から内に向かって丁寧に撫でるイメージです。
特におっぱいの下側と外側に母乳は
たまりやすいので内側に母乳を
寄せていくようにします。

 

可能であればお辞儀をするような姿勢で
下向きにすると偏りがありません。

 

 

2.卵をつかむような手の形をつくって
指先を乳輪にあてます。

 

このとき乳首には触れないようにして下さい。
奥に向かって,まっすぐゆっくり圧力をかけます。

 

 

3.母乳が出てくるかもしれませんが、
しばらくすると自然に止まるので、
そこまでで終わらせます。

 

やりすぎてしまうと、母乳は必要な分だけ
どんどん生産されてしまうので、
かえって張り返しがきつくなって
おっぱいが岩のようになってしまうことも。
もっと絞りたくてもグッと我慢してくださいね。

 

 

助産師さん直伝!簡易版圧抜き

 

さらにもっと簡単な圧抜きの方法
をご紹介します。

 

私は断乳の際に産婦人科の母乳外来
にお世話になったのですが
そこでこの方法を教えてもらいました。

 

こちらは服を脱いだりする必要も
ありませんので、外出中でも
気にすることなくできそうです。

 

 

1.服の上からでかまわないので、
乳輪のすぐ外側のラインを指先で軽く、
垂直に押し込みます。

 

何度かに分けて乳輪の周りを
360度まんべんなく圧迫します。

 

 

2.次に乳房の付け根の外側部分を、
親指と人差し指で優しく
つまむようにして乳首に
向かって2,3回圧力をかけます。

 

たったこれだけでも、滞っていた
母乳の圧が抜けるとおっぱいは
嘘のように軽くなります。

 

私は赤ちゃんを預けて結婚式に
参加したときに実践しましたが
ドレスを汚すこともなく乗り切れました!

 

 

圧抜きをするタイミングは?何回してもいいの?

 

圧抜きは1日に何回してもかまいません。
私は母乳過多タイプだったので、
圧抜きする前に赤ちゃんに授乳すると
母乳がシャワーのように出すぎて、
結局上手に飲めずに口を離して
しまうことがよくありました。

 

親子ともに母乳でビチャビチャになり、
かなり悲惨な状態に…。

 

なので、授乳の前には必ず洗面台の
前で圧抜きをしていました。

 

赤ちゃんにとっては少し待たせて
しまうことになるけれど、
その後の苦労に比べたら楽なものです。

 

友人は断乳の際に圧抜きが
役に立ったと言っていました。

 

友達オリジナルの方法は両腕で
胸を挟み込み、圧をかけるというもの。

 

腕が回らないほどガチガチな
ときにもできてよかったそうです。

 

 

圧抜きをマスターして快適な母乳ライフを

 

毎日のように圧抜きをしていても、
赤ちゃんが吸ってくれるので
あれば母乳量は減りませんし、
逆に全く必要とされないので
あれば生産量は減っていきます。

 

圧抜きの方法をマスターしていれば、
授乳トラブルも断乳トラブルも
乗り切れるはず。

 

圧抜きをうまく利用して
短い母乳ライフを快適なものにしましょう。

 

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