赤ちゃんのおしっこが臭い!原因や注意してほしいこと
大人と違い泣く事でしか意思表示が出来ない
赤ちゃん。特に初めての子育てでは、何が
理由で泣いているか分からず困惑してしまう
お母さんも多いのでは?おむつが汚れて
いるのか、お腹が空いているのか、眠いのに
眠れないのか、たくさんの理由を考え
試行錯誤して赤ちゃんをあやします。
一番問題となるのが子どもが何をしても
泣きやまない、またはグッタリとして
しまっている時ではないでしょうか。
赤ちゃんは例えお腹が痛くても、気持ちが
悪くても、それを泣くことでしか伝える
ことが出来ないからです。
そこで重要な健康のバロメーターとなって
くるものの1つが赤ちゃんのおしっこなん
です。
今回は赤ちゃんのおしっこの臭いの変化や
原因、対処法についてご紹介していきたいと
思います。
赤ちゃんのおしっこの臭い、色が変わる原因は?
赤ちゃんのおしっこは様々な理由で変化します。
まず1つは、体内の水分量の減少によって濃度
、色が濃くなり臭いが強くなります。
特に赤ちゃんは大人よりも体温が高く、
たくさんの汗をかきます。
また下痢や嘔吐で体内の水分量が減ること
でも同じことが言えます。
2つ目は赤ちゃんが摂取する食べ物や飲み物
による影響です。月齢が進むと母乳やミルク
意外のお茶や、ジュース、さらに離乳食と
赤ちゃんは様々なものを摂取するように
なります。
そうすると不溶物が残りおしっこの色が
濃く、臭いが強くなることがあります。
そして3つ目は尿路感染症により起きる
臭いの変化です。尿路系のどこかが炎症
を起こすことで化膿し腐敗臭を生じること
があります。
特に注意しなければならない原因は?
先ほど述べた通り、赤ちゃんのおしっこ
は様々な原因で変化します。
では特に注意して観察しなければならない
ものはなんなのか。それは1つ目に挙げた
(体内の水分量の減少により起きる濃度の変化)
と3つ目に挙げた(尿路感染症による変化)
です。
水分量の変化は、多少の汗をかくくらいは
何の問題もありません。しかし問題となって
くるのは、おしっこの臭いや色が変化する
ほどの脱水状態に陥ることです。
そして尿路感染症による変化においては、
おしっこ以外の全身状態の観察が必要と
なってきます。
感染による発熱はないか、機嫌は悪くないか
尿に濁りはないか。そういった点にも
注意を払わなければならなくなります。
対処法は?
では万が一、赤ちゃんのおしっこの臭いが
きつくなった場合、それぞれの原因に対して
どういった対処法が必要となってくるの
でしょう。
体内の水分量の減少に対しては、まず
脱水症状の改善が第一となってきます。
しかしただ、水やミルクを飲ませれば
良いと言うわけにもいきません。
我が家の息子は1歳目前でロタウイルス
に感染しました。息子の場合下痢はそれ
程酷くはありませんでしたが、とにかく
嘔吐がひどかったです。
食欲もなくほとんど食べれていないにも
関わらず、何度も吐いてしまいました。
ここで大事なのは赤ちゃんが水分を
欲しがっても一度にたくさん与えない
ことです。
一気に飲んでしまうと、嘔気を誘発して
しまい吐いてしまう可能性が高まります。
更には飲んだ水分+元々胃の中にあった
内容物も一緒に吐いてしまうため、水分を
飲む前よりもマイナスの状態になって
しまう可能性が高いです。
大事なのは焦らず少しずつ水分を与える
ことです。我が家ではスプーンを使って
一口ずつ経口補水液をあげていました。
尿路感染症にかかってしまったら
尿路感染症は上記にも述べたとうり、
尿路系の何処かに炎症が起きることで
化膿してしまいおしっこにも腐敗臭が
混じります。
ここで大事になってくるのは、おしっこの
臭いだけでなく量や性状、全身状態の
観察を怠らないことです。
特に発熱やおしっこの色は、第三者
から一番分かりやすいバロメーターと
なるので観察しやすいと思います。
いつもと違うと思ったら注意して観察し、
心配であれば医療機関を早めに受診する
ことが大切です。治療としては抗菌薬の
内服でほぼ治るみたいです。
赤ちゃんのおしっこは健康のバロメーター!注意して観察しましょう。
以上に述べた赤ちゃんのおしっこの
変化の原因と対処法はあくまでも全て
ではありません。
赤ちゃんは日々成長していきます。
様々な要因で状態も変化しますが、
おしっこが健康のバロメーターとなる
のは確かです。
ご両親は日々赤ちゃんと接する中で、
いろんな視点から赤ちゃんの健康状態
を観察しなければなりません。
いつもより機嫌が悪い、グッタリして
いる、熱がある、食欲がない、など
少しの変化で心配になると思います。
病院に連れて行くべきなのか、家で
様子を見ていて大丈夫なのか、迷う
ことも多いと思います。
判断に迷ったら、1つの判断材料として
赤ちゃんのおしっこを注意して観察して
見てください。
量や回数がいつもより極端に少ない、
色が濃い、臭いが強いなど、いつもと
違うと思ったら全身状態と合わせて
医師に相談してみると良いでしょう。
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