赤ちゃんのまつ毛が長い、短い原因は?気を付けて欲しい2つのこと
赤ちゃんのお顔の印象を左右するのは
やはり目元!?我が家の子どもたちは
目元以外のパーツはほぼ同じなのですが、
決定的に目元が違うため似ているという人と
似ていないという人が半々です。
1番特徴が表れやすい部分なので、親も
注目してしまいますね。
今回は赤ちゃんの目元の中でも「まつ毛」
に注目してみましょう。
まつ毛本来の役割。長いほうがいいの?
ママにとってはおしゃれの要素が強いまつ毛。
本来の役割は異物から目を守ることにあります。
目を守る機能は、まつ毛の長さで差はありません。
長すぎる場合にはかえって視界の邪魔になるなど
トラブルの原因になることもあるようです。
ある地域では将来的にまつ毛を長くするために
まつ毛をカットする習慣が残っているところも
あるようですが、科学的な根拠はありません。
赤ちゃんは予測不可能な動きをするものです。
眼球を傷つける可能性があるので、
素人が目元に刃物を近づけることは
絶対にやめておきましょう。
生まれたての赤ちゃんのまつ毛は短い?
新生児の目にまつ毛がないように見えることは
よくあります。まつ毛の色素が薄かったり、
実は生えているのにお顔全体がむくんでいる
せいで、埋もれていることも…。
生まれたてでも髪の毛がふさふさな子や
なかなか生えそろわない子がいるように、
まつ毛も個人差が大きいものです。
全然まつ毛がないと心配になると思いますが、
成長過程で生えてくるものなのであまり気にせず、
まつ毛の変化を楽しみましょう。
長さや濃さを気にするよりも…ここに注意!
【逆さまつ毛】
赤ちゃんは顔や目元の筋肉が未発達なため、
逆さまつ毛になりやすいと言われています。
逆さまつげには、一部のまつ毛だけが内側に
生える「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」と、
皮下脂肪が多いことが原因で逆向きに生えてしまう
「睫毛内反(しょうもうないはん)」があります。
赤ちゃんは大人に比べて脂肪が多く
「睫毛内反」になりやすいようです。
逆さになっているまつげだけを抜いてしまえば、
治るような気がするかもしれませんが、
毛穴から雑菌が入ったり瞳を傷つけてしまうかも
しれないので自己判断は禁物です。
目やにはごしごしこすらないで、
ウェットティッシュや水で湿らせたガーゼで
優しく拭き取るようにしましょう。
多くの場合、顔のむくみがとれたり、
成長過程で身体がしまってくると自然に
治まります。
しかし、赤ちゃんのまばたきの回数が以上に
多いと感じたり、目やにや充血が気になる場合
には、早めに病院を受診してください。
1歳を過ぎても治らない場合には手術が
必要になる場合もあるので、経過観察を
怠らないようにしましょう。
【ものもらい】
赤ちゃんのまつ毛の根元に白いポツポツは
ありませんか?
我が家の第2子はまさにこれでした。
はっきり目立つ色をしているわけではないので
あまり気にしていなかったのですが、徐々に
数が増えなんとなく目元が腫れぼったい印象に。
小児科なのか?眼科なのか?と迷ったあげく、
小児科を選んだのですが、悪性のものではない
と思うが眼科医に詳しく診てもらうようにと
なんとも微妙な診察結果…。
結局はセカンド・オピニオンで
「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」であろう
と診断され、感染症予防の目薬を
使いながら観察を続けました。
子ども本人は特に気にする様子もなく、
その後は自然治癒しましたが気づいた時点で
お医者さんに相談していたことで余裕をもって
対処できました。
まつ毛の長さは個性。成長過程を楽しんで
成長するにつれてまつ毛が短くなってきたと
心配する方もいらっしゃいますが、赤ちゃんの
まつ毛は目や顔の割に長く見えているもの。
赤ちゃんのまつ毛が目立つのは顔とのバランス
による錯覚だとも言われています。
目元に限らず、赤ちゃんのお顔の印象は最初の
数か月だけでも目まぐるしく変わるものです。
まつ毛もひとつの個性ととらえて、他の誰かと
比べずにお子さんの成長過程を
楽しんでくださいね。
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