よく動く赤ちゃんと動かない赤ちゃんの違いとは?

よく動く赤ちゃんと動かない赤ちゃんの違いとは?

 

妊娠し出産するまでの間、ほとんどの
親御さんは赤ちゃんに「元気で五体満足で
生まれてほしい。それだけで十分」
だと考えているのではないでしょうか。

 

もちろん産まれてからも、元気いっぱい
育ってくれたらそれだけでいい!と
思っているのですが、それでも
気になってしまうのが成長の差です。

 

その中で、よく動く赤ちゃんと
あまり動かない赤ちゃんがいることに
疑問を感じる方も多いはずです。

 

同じ月齢でも、どうしてよく動く赤ちゃんと
あまり動かない赤ちゃんがいるのでしょう?

 

それにより、将来の運動神経や発達に
影響や違いはあるのでしょうか?

 

気になる事や疑問について調べてみました。
経験談を交えてご紹介していきます。

赤ちゃんが動く理由とは?

 

まず、赤ちゃんがどうして動くのか?
という理由ですが、大きな理由としては
体と脳の発達のため、成長するための
トレーニングと言って良いです。

 

ねんねの新生児の頃から、まずは手や
足をばたばた…そのうち首もいろんな
方向を向けられるようになり、寝返り
するようになれば次第にゴロゴロと
想像以上に転がったり…。赤ちゃんの
動きは日に日にパワーアップしていき
ますよね。

 

前の日にはしなかった動き、できなかった
動きを次の日には楽々とこなして
しまうのも珍しくありません。
私の子供が赤ちゃんの頃はよく動く
赤ちゃんでした。

 

布団をかけてもかけても次に見たら
蹴っ飛ばしてる、というタイプです。
靴下をはかせてもいつの間にか脱いで
ますし、手に持たせたおもちゃも
どうやったの?というくらい
遠くに飛ばしていました。

 

一度おしゃぶりが行方不明になりました。
絶対口にくわえていたはずなのに、ない。

 

ハイハイはできるけれど、行動できる
範囲は限られていますし、なくすほど
小さくもないので本当に謎でした。
後日、なぜかベランダの片隅で発見。

 

どうやって投げたのか?いまだに謎ですが
あの活発な動きを思い出すと、なんとなく
納得できる出来事です。

 

ともかく親の予想を良い意味で裏切りながら、
そうやって動いてどんどん運動力を
発達させているんですね。

 

あとは、親を呼ぶ方法の一つであったり、
自分の手足の動く感覚を楽しんでいる、
というのが理由のようです。

 

赤ちゃんが動くのにもしっかりと
理由があるのです。

 

 

よく動く赤ちゃんと動かない赤ちゃん、なぜ差があるの?

 

赤ちゃんが動く事一つ取っても理由があるのは
分かっても、ではなぜよく動く赤ちゃんが
いたりあまり動かない赤ちゃんがいたり
するのか気になりますよね。

 

動く事が発達や成長の証拠ならば、動かない
赤ちゃんは発達が遅いのか?といえば
必ずしもそうではありません。

 

よく動くから成長が早いのかと言えば
これもそうでもないのです。

 

まずはとても個人差がある、個性の差がある
という事が前提にあります。

 

大人でも活発にアクティブに動き回る人、
あまり出かけずゆったりと本を読むのが
好きな人、色々と性格があるように、
赤ちゃんもすでに性格があるのです。

 

同じ月齢の赤ちゃん同士を比べて、
うちの子はあまり動かない…といたずらに
心配しすぎる必要は決してありません。
それが赤ちゃんの性格で、あえてあまり
動いていないだけかもしれません。

 

あと、これは私の経験談なのですが、
体の大きな子はあまり動かない事が
多かったです。

 

我が家の赤ちゃんは小柄で細身でした。
そして、つかまり立ちからつかまり
歩きをするのが割と早かった記憶があります。

 

手押し車を上手に押して歩く姿をみて、
同じ月齢の同性の赤ちゃんを持つ友人は
とても焦っているようでした。

 

ハイハイすら頻繁にはせず、
あまり動かなかったためです。

 

友人の赤ちゃんは肉付きの良い、
しっかりした体格をしていました。
結局、歩き出すのは割とゆっくりでしたが、
あっという間に何の差もなくなり、
一緒に走り回って遊ぶようになります。

 

ですが、体格は歴然の差です。友人の
赤ちゃんは背の高い大きめの子供に
成長しました。我が家は今も小さめさんです。

 

周りでも、のんびりゆったりしていた
赤ちゃんほどその後大きく育っている
ケースが多いです。偶然でしょうか?

 

あくまで経験談ですが…赤ちゃんの
体格によっても動き方は変わるのかもしれません。

 

 

よく動くから困ること、心配なこと

 

よく動くから良い事ばかり、悩みもないのか
と言えば、そんな事もないのではないでしょうか。

 

私の経験談のように、布団が蹴っ飛ばされる、
物が行方不明になる、というような、よく
ある悩みではなく、もっと深刻に心配されている
親御さんもいるのではないかと思います。

 

赤ちゃんがあまりにも活発に動きすぎて
落ち着きがないと感じる。
または、誰かにそのように言われた…。

 

反り返るほど激しく泣いたり、頭を力いっぱい
左右にぶんぶん振っていたり、寝てる時以外
ずっと動いてごそごそしていたり。

 

そこで気になるのが、何か障害があるのでは?
という事だと思います。そう、自閉症や
発達障害などです。

 

今では数人に1人の割合と言われるほどですし、
よく耳にしますよね。その症例の一つに
「落ち着きのなさ」「同じ動きを繰り返す」
といったものがあるため、心配される親御さんが
多いようです。

 

まず確実に言えることは、赤ちゃん時代の
バタバタが発達障害などの発見につながった
という例はほぼないということです。

 

赤ちゃん時代の活発な動きは、ほとんどの場合
問題がなく、心配の必要がない物です。

 

もし、あまりにも動きすぎて心配になるような
時は、赤ちゃんに何か訴えたい事があるのかも
しれません。暑い、寒い、げっぷが出ない、
着ている服が気持ち悪い、お布団の寝心地が
気に入らないなどなど。あと、寂しかったり
何か不安を感じているのかもしれません。

 

よく観察をしてみてくださいね。
バタバタ動いてなかなか眠らない赤ちゃん
というのも、親御さんは悩みの種だと思います。

 

我が家の赤ちゃんもなかなか眠らず、いつまでも
バタバタと動いている事が多かったです。

 

そんな時、保育士さんに教わったのが、
毛布などで赤ちゃんをくるむ方法です。
手足も毛布で包み込み、顔だけを出して
ちょうど「みのむし」状態にする、
という感じです。

 

これが効果てきめんで、本当によく眠って
くれました。手足を包まれることで、お母さんの
お腹の中にいた頃を思い出して安心するそうです。

 

赤ちゃんの激しすぎる動き、もし気になるよう
でしたらあまり心配しすぎないで、その原因に
なるものを探ってみたり、赤ちゃんが落ち着く
方法を探してみたりしてみてください。

 

 

動かないから心配なこと、気になること

 

逆に、あまり動かなくて心配している
親御さんもおられる事でしょう。

 

最初にも書きましたが、赤ちゃんの動き方には
とても個性が出ます。赤ちゃんなりに動いて元気に
毎日を過ごせているなら、これがこの子の
個性なんだと受け止めて、温かく見守ってあげて
ください。

 

もちろん、あまりにも動かず元気がない場合は
病気などの疑いもありますからご注意くださいね。

 

一般的に、他の同じ月齢の子に比べて動かないから
大丈夫なのか?というならば気にしなくても良いと
いう事です。そのせいで発育が遅くなるという
心配もいりません。その赤ちゃんのペースできっと
成長していくことでしょう。

 

 

よく動く赤ちゃん・動かない赤ちゃん、それも個性

 

よく動く赤ちゃんと動かない赤ちゃんの
大きな違いは何かといわれたら、ずばり
「個性の差」と言い切って良いと思います。

 

外出するようになり、同じ月齢の赤ちゃんと
触れ合う機会が増えると、何かと違いが
気になったり心配になったりするものです。

 

まずは、個性だということ。その赤ちゃんの
ペースで成長しているのだということ。

 

調べればインターネットなどでいろんな
情報が入ってきますが、あまり過度に
心配しすぎないこと。

 

赤ちゃんの愛くるしい、時には激しすぎて
驚いてしまう動きは後で気づけば本当に
わずかの時間で、あっという間に大きくなって
走り回り、遠くへ行ってしまいます。

 

そんなわずかな時を見守りながら楽しんで
いただけたらと思います。

 

関連記事
よく笑う赤ちゃんと笑わない赤ちゃんの違いとは?
よく泣く赤ちゃん、泣かない赤ちゃんの違いとは?
よく食べる赤ちゃんと食べない赤ちゃんの違いとは?

sponsored link

sponsored link


sponsored link

このエントリーをはてなブックマークに追加 

おすすめのコンテンツ