1歳児、指差ししないと心配なママヘ〜原因や出来るようにする方法〜
1歳を過ぎると段々と自分の気持ちを表したり
日に日に出来ることが増えていき親にとっては
たくさんの成長が見ることができてとても
楽しい時期ですよね。
ですが、育児書や、ネットなどを見ていると
〇歳までに〇〇が出来るようになるなど見て
うちの子出来ていない…
発達が遅れているのかななど不安
になってしまう時期でもあります。
今回は1歳半検診でチェックされる
【指差し】についてです。
指差しをしなく、悩んでいるお母さん
なぜ指差しをしないのか
どうやったらできるようになるのか
ご紹介していきたいと思いいます。
指差しって何?必要なの?
指差しとは、1歳頃になると子どもに見られる
コミュニケーションの一つです。
指差しが1歳半検診に入っているのは子どもの
発達を確かめる、一つのポイントになって
いるからです。
指で物を指して、お母さんや周りの人に物を
教えたり、自分の気持ちを伝えたりする
〈言葉の前の言葉〉なのです。
言葉の前の言葉と言うように、
子どもが言葉を覚えるための大切な成長の
一つとなっているのです。
なぜ、指差しで言葉を覚えるのか?
子どもが指を指したらお母さんは
「あれはワンワンだね」
「バナナだよ」
など言葉をかけると思います。
その繰り返しで少しずつ
「あれはワンワン」
「これはバナナ」など
言葉を覚えていくようになります。
また、お母さんや家族との【会話】の一つにも
なりますので指差しがとても大切なものと
なっています。
なぜ指差しをしないの?
成長段階の一つにある指差し。目安としては
1歳〜1歳半とよく見たり、聞いたりすると
思います。ですが、その時期が来ても、
指差しができないお子さんもいます。
その原因として考えられるのが次の4点です。
@個人差
1歳前後の発達の個人差はとても大きいものが
あります。なので検診が終わってから、突然
指差しができるようになるお子さんもいます。
成長のペースには個人差がありますので
不安な場合は、専門家の方に聞いてみましょう。
A聴覚の問題
最近では、出生後に聴覚検査が行われていますので
先天性の聴覚の問題は、早期に発見される事が
増えてきました。なので、聴覚の問題となると、
多く見られるのが自覚症状のない中耳炎です。
中耳炎とは痛がったり、耳を気にすると
思いませんか。私はそんなイメージがあったの
ですが息子が1歳8ヵ月の頃になんか、
反応が悪いな。と思い耳鼻科で診てもらったところ
お子さん中耳炎になってますよ。
と言われビックリした事がありました。中耳炎って
痛くないんですか?と先生に聞いたところ自覚症状
のない中耳炎もある事を教えていただきました。
食欲がない、機嫌が悪い、反応が悪い、鼻水が続く
などの症状があったら耳鼻科の先生に診て
もらいましょう。
B興味を共有したい気持ちが弱い
指差しにはあれを教えたい、見てほしいなど
自分の気持ちを伝える手段です。そして、
興味を持ったものを共有したいと言う気持ち
から指差しをします。
その共有したいと言う気持ちが弱いと
指差しをしなかったりする事があります。
C言葉の発達の遅れ
先ほどにも書きましたが、指差しは言葉の
前の言葉です。指差しは言葉の発達とも
関係しています。
言葉の出始めが遅かったり、言葉の増え方が
ゆっくりな場合は指差しが出来るようになる
時期を遅くします。
指差しをしないのは発達障害?
指差しをしない事を調べていくと発達障害
の可能性、自閉症の可能性など多く出てきます。
しかし指差しをしない=自閉症ではありません。
指差しをするかしないかは自閉症の診断にも
関わってきますが発達障害の診断には
・人とのコミュニケーションが苦手
・気持ちを交わす事が苦手
・興味を持つこと、活動が限られている
など
複数の項目があります。
なので指差しをしないから自閉症かもと
不安にならずに、様々な項目を確かめたり
専門の方に相談してみてください。
指差しを出来るようにするには?
では、どのようにすると指差しが出来るように
なっていくのでしょう。
それは、おうちの方がまず指差しをして
「あれはワンワンだよ」
「これはバナナだよ」などたくさん伝えて
いってください。
そうすることで、子どもも真似をし始めて
少しずつ指差しをしていくようになります。
また、絵本などを見て「お花はどれ?」など
質問してみてください。選択肢を与えて、
「これ」と指差しが出来るようになることも
あります。最初はできなく、見ているだけ
だったり、絵本を叩いたりすることが
あるかもしれませんが何度も繰り返し
「これがお花だよ」と指差しをしながら
伝えてあげてください。
一緒に遊びに積極的に関わっていくとだんだんと
コミュニケーションが生まれます。
また、お子さんの思っていることを言葉にして
あげたりふれあい遊びなどを通して信頼関係を
築く事でお子さんが、やり取りをしたいという
気持ちが芽生え指差しを引き出すことが
出来る事もあります。
そして、親子のコミュニケーションがとれているか
指差し以外の要求を見逃していないかも確認して
見てください。指差しとは人との関わりの中で
身に着けていきます。
なので、まずは日常生活を振り返って
みてください。
お子さんとの関わる時間を大切にしましょう
指差しは見て真似をしたり、興味関心を持って、
少しずつ出来るようになってきます。
個人差もとても大きいので、出来ないと焦らず
お子さんと沢山関わり、おうちの方もたくさん
指差しをしていきましょう。
そうすることで、少しずつ周りに興味を持って
指差しが出来るようになっていきます。
またどうしても不安な時は、専門の方に
相談したり、保育園などに通っているときは
担任の先生から園の様子を教えてもらって
病院などで普段の生活を伝えるといいと思います。
一人で抱え込まず、色んな人に相談して
みてください。
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