子供「耳が痛い！」急性中耳炎の可能性〜原因や症状は？〜

 

私自身、子供が居て、突然耳が痛いと言われたことがあります。

 

ですが、時間が経つといつも通りに遊び始めたので
何だったんだろうと思ったんですが、
急性中耳炎の事を知らなかったので気に留めませんでした。

 

ただ、その日の夜中に耳が痛いと大泣きされこれは大変だと思い
救急病院に駆け込み初めて急性中耳炎という言葉を知りました。

 

 

 

なぜ耳が痛くて急性中耳炎になってしまうのか

 

急に大泣きしたり、耳が痛いと言われたり…本当に急ですよね。

 

一番に考えられる原因は『風邪』です。
子供は何かとよく鼻水が出ますよね。

 

鼻や喉の細菌が耳管を通って中耳に入ってしまい中耳炎になります。
鼻水が黄色っぽくなったり、熱が出てきた時に耳が痛いという場合は、注意が必要です。

 

風邪をひいている時に中耳炎を
合併してしまうと熱がなかなか下がらないことがあるようです。
私の子供の場合は、中耳炎を何度も繰り返しました。

 

なので熱が出ていなくても、鼻水が黄色っぽく
なったら耳鼻科に行くようにしています。
耳管機能がよくない小児だと急性中耳炎になりやすいみたいです。

急性中耳炎の症状

 

耳痛、耳を塞がれたような感覚、耳鳴り、発熱、耳だれなどの症状などがみられます。
ある程度話せる子は耳が痛いなど、自分で自己申告してくれますが
乳児の場合は発熱や、意味もなく突然泣いたり
機嫌が悪くなったり、耳を触ったり、食欲がなくなったりします。

 

 

 

急性中耳炎と慢性中耳炎

 

中耳炎には、急性中耳炎と慢性中耳炎があります。

 

急性中耳炎が３ヵ月以上続き、治らない時は慢性中耳炎となります。
急性中耳炎を繰り返し、慢性中耳炎になってしまうと
鼓膜に穴が開く事があり正常な聴力が失われ、呼びかけに気付かなかったりします。

 

 

急性中耳炎が治った後、中耳に滲出液が溜まったままになることを、滲出性中耳炎となります。
稀ですが、重い合併症が起こることがあるので
私は、早めの対処をする事が子供とママのためになると思っています。

 

 

 

子供の中耳炎の診断と治療

主な診断方法は、問診と視診です。
視診では、耳鏡という器具を使って耳の中を診ていただき
鼓膜の異常や耳だれの有無をみます。

 

乳児や幼児の場合は、問診があるので
子供の様子を具体的に伝える事が大切です。

 

私は、中耳炎だと聞いてふと思った事がありました。
何も知らなかった私は、すぐ切開されるのかとドキドキしました。
ですが、それはかなりひどい状態での処置だと言われ安心しました。
やはり我が子が痛い思いをしている所を見るのは、親として辛いですよね。

 

 

では、どんな治療をするのかというと
私の子供の場合は、抗生剤や痰切りのお薬、鼻水のお薬を処方してもらい
定期的に受診した耳鼻科か小児科に通い、耳の中の状態を見てもらいました。
無事，治ったなと思っていると、１か月もしないうちに再発…
もしかして…と思い病院に行くと、やはり急性中耳炎でした。
その後も何度も繰り返しましたが
早めに病院に行く様にした事が良かったのか
切開する事は一度もなかったです。

 

 

 

子供の中耳炎を防ぐ方法、中耳炎になった時に気をつける事

 

中耳炎にならない様に気をつける事は、やはり風邪をひいた時のケアが一番大切です。
風邪が鼻にきているなと感じたり、鼻水が黄色っぽくなったりした時は
早めに病院に行く事で中耳炎を防いだり、症状が軽くて済みます。

 

その分治りも早いです。

 

鼻水をすする事は悪化させてしまう時もあり良くないので
なるべく鼻水を出す様にしてあげましょう。

 

無理に鼻水を出す事は良くないので、左右片方ずつ優しく噛ませ
無理はさせない様にしましょう。

 

自分で噛む事が出来ない子供の場合は、市販の吸引器を使うのもいいですよ。

 

病院でも処置してもらえるので、診察と一緒にしてもらうと、子供もスッキリする様です。
中耳炎になってしまった場合は
痛みや発熱のある時は、お風呂を控え安静にさせておく事が大切です。
私も経験した事ですが、鼻水もなくて
熱も下がったので治ったとばかり思っていたのですが
すぐに再発してしまい、病院に行くとまだきちんと治ってなかったようです。

 

なので、先生からきちんと治ったと診断してもらうまでは
きちんと病院に行く事もとても大切です。

 

自己診断をしてしまう事がいけないという事をこの時に痛感しました。
痛みや鼻水がなくなったとしても
医師の診断をきちんと受けるまでは病院に連れて行ってあげてください。

 

 

 

もし夜中に子供が耳が痛いと泣く時は…

 

まず寝ていれば，座らせるか立たせましょう。
鼻咽頭粘膜の血管の拡張が収まって
耳管機能の改善が少し見られる事があります。
あとは、部屋を涼しくする事も効果的です。

 

ドライアイスや氷をタオルに包み
痛む方の耳に当て冷やしてあげる事や
冷たいお水を少しずつ飲ませてあげる事もいいと思います。

 

ひどく痛む時などは病院からもらった痛み止めを
使ってあげるのもいいと思います。
入浴は控えた方がいいでしょう。

 

私の子供が夜中に泣いた時に効果的だったのは
痛む方の耳を冷やしてあげる事でした。
（子供用の冷えピタで脇の下用が売ってあるので、それを使いました。普通の冷えピタの半分くらいの大きさです。）

 

実際に自分の子供が急性中耳炎になって思った事は
早めに気付いてあげる事
自己診断で治療や処方された薬をやめない事。

 

子供の症状がひどい時の看病はママも大変だと思います。
夜中に何度も起こされ、寝られない事もあり
気持ちに余裕もなくなる方もいらっしゃると思いますが，
やはり一番辛いのは子供だと思います。

 

協力してくれる人が周りにいる場合は、ママも無理しすぎないよう甘えてみるのもいいと思います。