2歳になってもぐずりがひどい!原因や対応について

2歳になってもぐずりがひどい!原因や対応について

 

可愛らしい子供たちの成長は、
育児をするうえでの最高の喜び。

 

しかし、そんな嬉しいことばかり
ではないのが子育ての難しさです

 

上手くしゃべることのできない
赤ちゃんは泣くことでお腹がすいたことや
不快感を伝えてくれます。ですから、泣いたり
グズグズするのは当たり前のこと。

 

しかし成長して少しずつ言葉を話すようになる
2歳になってもぐずりがひどい、むしろ
赤ちゃんの頃よりもひどくなってくると
癇癪もちなのかな?
何か発達に問題があるのかな?
と不安になることもあるかもしれません。

 

そこで今回は、2歳のお子さんのぐずりについて
ぐずりの原因や対処方法を、私自身の経験も
併せてご紹介していきたいと思います。

2歳になってもぐずりがひどいのはおかしい?

 

2歳にもなると、ちょっとしたことでは
泣かなくなりお父さんやお母さんの
言うことをきちんと理解できる
お子さんが多くなってきます。

 

ですから、外出先で大きな声で泣いたり
わめいたり、バタバタと体全体で
ぐずっている2歳くらいのお子さんを見ると
「激しい性格の子なのかな。
お母さんは大変そうだな。」
というように私自身も思っていました。

 

しかし実際子育てをしてみると、
2歳時の激しいぐずりは日常茶飯事。

 

確かに性格によって、ぐずり方の度合いに
差はありますが2歳でまったくぐずらない
お子さんというのはかなり珍しいのでは
ないかと思います。

 

むしろ、声も動きも赤ちゃんの頃より
格段に大きくなっているので
ぐずりもレベルアップしてきます。

 

ですから、2歳なのにこんなにぐずって!
なんて怒ったり不安になる必要はありません。
むしろこの2歳頃のぐずりは
成長の証でもあるのです。

 

 

どうしてぐずるの?

 

2歳と言えば「イヤイヤ期」という
言葉が有名ですね。

 

朝着替えをするのも「イヤ!」
外にお出かけをするのも「イヤ!」
夜お風呂に入るのも「イヤ!」という、
とにかく何をするのも「イヤ!」という言葉が
毎日何回も口から出てくる時期です。

 

それまでは何をするのもされるがまま、
という赤ちゃんの時期から自我が芽生え、
自分のしたくないことはしない!
という強い意思を持ち行動や言葉で
主張するようになるのが「イヤイヤ期」です。
大変ですが、立派な成長の証でもあります。

 

程度の違いはあれど、どのお子さんも
通過する難関ではないでしょうか。

 

我が家には2人の娘がおりますが、
1人目はわりと軽めのイヤイヤでした。
「なんだ、こんなものか!」と思っていたら
2人目のイヤイヤのぐずり方が、あまりにも激しく、
上の子と違うので驚いてしまいました。

 

所構わずバタバタと地団駄を踏み、
ひどいときには床や地面に転がって
全身でぐずります。

 

成長している証拠とは言え、対応しなくては
ならないお父さん、お母さんにとっては
かなり大変な時期です。

 

「笑顔で育児が一番!」とは思いつつも、
この時期はつい笑顔が消えて目を吊り上げて
怒鳴ってしまうことも少なくありません。

 

トライ&エラーを繰り返しながら、子供と
一緒になって乗り切っていくしかないのが
2歳のイヤイヤ期です。

 

 

2歳のぐずりへはどう対応する?

 

毎日育児で疲れているのに、そこにひどい
ぐずりが加わるとどんな可愛い我が子相手でも、
どんなに心の広いお母さんでもつい
イライラしてため息をついたり、
ひどく怒ったりしたくもなります。

 

しかしひどく怒ったところで、
ぐずりが収まるわけではありません。
火に油を注いで、ヒートアップして
しまうこともあります。

 

何をしても収まらない、ひどいぐずりに
対してはまず子供が落ち着くまでは、
じっと待ってあげる必要があります。

 

そして少し落ち着いてきたところで、
子供の話を聞いてあげましょう。

 

言葉の早い、遅いもありますが、
2歳にもなれば自分の気持ちを
言葉にできる子が多くなってきます。

 

今思えば、我が家では上の子は言葉が早く、
2歳の前半にはかなり会話でも
コミュニケーションがはかれていました。

 

2歳後半にもなると、ひどくぐずっても
しばらくすると「なみだふいて〜」
と言ってきて顔を拭いてあげると気持ちを
切り替えて落ち着いて話ができることが
多かったように思います。

 

一方の下の子は、言葉が遅く、間もなく
3歳を迎える現在でも
まだ簡単な会話しかできません。

 

何かを訴えていても、ぐずりと相まって
何を言っているか分かってあげられず
結果としてなかなか気持ちが
おさまらないことが多いです。

 

言葉できちんと自分の考えを
伝えられないうちは「◯◯したいの?」
などというように、「うん」「ううん」
で答えられるような問いかけをして
あげるといいかもしれませんね。

 

ぐずりに冷静に対処できるかどうかは、
お母さんの心の余裕にも関係してきます。
行動時間に余裕がなく、急いでいるときに
グズグズとぐずられると辛いですが
余裕があれば、子供が思うように
行動するのに付き合ったあげたり、
見守ってあげたりできるゆとりができます。

 

常に余裕を持って行動するというのは、
忙しいお母さんにとっては毎回子供の
ぐずりに気が済むまで付き合って
あげるのは無理なことですが時間の
あるときには、できるだけ余裕とゆとりを
もって対応してあげましょう。

 

子供たちにそれぞれ個性があるように、
ぐずりへの対応もそれぞれ異なります。
正解のないものですから、マニュアルに
頼りすぎず失敗を繰り返しながら、
ベストな対応の仕方を模索していきましょう。

 

 

子供の意思も尊重してあげましょう!

 

子供にぐずられるのがイヤで、ついなんでも
子供の言うとおりにしてしまうと
「ぐずればなんでも思い通りになる!」と、
ますますぐずりを増長してしまう恐れがあります。

 

だからと言って、子供の
「あれがしたい!」「こうしてほしい!」
という主張を全てシャットアウトしてしまうと、
だんだんと自分の思うことを口にしなくなったり
内側に溜め込むようになってしまったりして、
ある日突然癇癪を起こしたり、親の意識を
引くような激しい行動をとってしまったり
することに繋がります。

 

いつも子供のぐずりに根気強く
付き合ってあげることは残念ながら難しいですが
きちんと話せば、お父さんやお母さんは
自分のことを分かってくれると理解すれば
ぐずりも徐々におさまってきます。

 

泣いてわめいてぐずる子供にはつい
イライラしてしまいますがときには深く深呼吸をし、
やりたいことにとことん付き合ってあげたり
どうしたいのか話をじっくり聞いてあげるなどして
子供自身の意思を尊重してあげるように
できるといいですね。

 

 

2歳児のひどいぐずり 気長に冷静に対応しましょう!

 

赤ちゃんっぽさが抜け、
子供らしくなってくる2歳児。
言葉によるコミュニケーションが上手に
なってくる時期ですがそれでもまだ上手く
自分の思いを言葉にできないこともあります。

 

心の成長も相まって、あれもイヤ、
これもイヤとぐずりがひどくなり
お父さんやお母さんにとっては
ちょっと大変な時期でもありますが
健やかに育っているな、と
気長に付き合ってあげましょう。

 

深く悩みすぎず、時には一緒になって
泣いたりしながらお子さんと
一緒になって乗り切っていきましょう!

 

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