3歳になっても夜中起きる原因と解消法について

3歳になっても夜中起きる原因と解消法について

 

言葉も随分発達して、自分の好きな事への興味や
お友達への興味もぐんと伸びてくる3歳児。

 

日中は凄く活発に遊ぶので、夜はぐっすりだね!
なんていわれる事もあるかと思いますが、
実は、3歳になっても朝まで眠らす、
夜中に起きてしまう子も少なからず居ます。

 

今回は、そんな3歳でも夜中起きる子の原因や
解消法や経験談をご紹介致します。

夜泣き、夜驚症とは?

 

まず、夜泣きとはよく赤ちゃんに見られるもので、
夜中に突然起きて大泣きする事を言います。

 

グズグズするけどポンポンしたり、添い乳をすると
すぐ寝る、と言うのは夜泣きとは違うそうで、
夜泣きの特徴としては、
目を瞑って寝たまま大泣きしている、
そしてあやしたりおっぱいをあげたりしても
なかなか泣き止まない、と言った事があるそうです。

 

これは赤ちゃん、生後半年頃から2歳くらいまで
には落ち着いてくる事が多いそうです。

 

 

ですが、3歳、4歳になっても夜泣きをする、
と言った場合には夜驚症と言って、
睡眠障害の一つの可能性があるそうです。

 

夜驚症の場合、夜中に突然起きて泣き叫ん
だりし、それが1〜5分程すると落ち着いてまた
眠りにつく、と言ったパターンだそうです。

 

 

3歳になっても夜中起きる原因とは

 

基本的に、朝までグッスリ眠れず夜中に起きる
原因として考えれられるのは、
・日中、しっかり遊びきれていない、運動不足
・何か凄く怖い事、嫌な事があった
・環境の変化
・脳の成長過程での一時的な混乱
だそうです。

 

 

日中、しっかり遊びきれず、運動不足だった場合
体のエネルギーが余ってしまってグッスリ
眠れない、と言う事もよくあるそうです。

 

真夏の熱中症が心配になる時期や、
真冬の寒い日は中々大人も外に出る気に
なれず、お家にこもりがちになるケースも
多いようで、そうなると子供はエネルギーを
発散しきれずに眠りにつくことになります。

 

そうすると、身体は元気が余っているので
グッスリ眠れずに浅い眠りになりやすく、
起きてしまう原因になってしまいます。

 

また、子どもに多いのが日中に起きた出来事で
強い刺激があった場合、興奮して熟睡
できなかったり、夢になって現れて起きてしまう、
と言う事も多いと思います。

 

特に、日中凄く怖い事があった、嫌な事があった、
寝る直前に酷く叱った、逆に普段行かない
ような所へ遊びに行き、楽しすぎてとてつもなく
興奮した・・・

 

と言う様な事があると、怖かった気持ち、
嫌な気持ちが悪夢になって現れて泣いて
起きる、と言う事があったりプラスな気持ちでも、
あまりに興奮しすぎると落ち着いて
熟睡できなくなってしまい、夜中起きてしまう事に
繋がってきます。

 

次に、環境の変化によっても子どもは敏感に
感じ取り、気持ちが落ち着かずにぐっすり
眠れなくなる事もあります。

 

・妹、弟が産まれた
・引っ越した
・幼稚園に行くようになった

 

など、今までと違った生活環境になると
やはり慣れるまでには子どもなりの戸惑いもあり
ゆっくり眠れなくなるようです。

 

後は、成長過程の中で脳が一時的に混乱を
起こして興奮して泣いて起きる、と言った事も
あるようです。ですが一時的なもので、脳の
しくみのせいね、と思っていただいて大丈夫
だそうです。

 

大体離乳すれば朝までグッスリ眠るようになって
凄く楽になった〜!と言う方が多いようですが、
やはり中にはそう上手くいかない場合もありますね。

 

うちの子も、1歳になってすぐ離乳し、
これでゆっくり眠れるー!と思いましたが・・・
2歳、3歳になっても夜中起きてしまっていました。
少ない時で1回、多い時で3回くらい
起きていたと思います。

 

でも、うちの子の場合は大泣きして困る、
と言う事ではなく、「ママー」とグズグズしながら
呼んで、隣に行って腕枕をすればまた寝る、
と言った感じでした。

 

 

朝までグッスリ眠って貰う為の解消法

 

夜中起きてしまうのは、小さいうちは仕方ない・・・?
と、諦めざるを得ない場合もありますが、
でもできれば、朝までグッスリ眠って貰いたい
ですよね。

 

その解消法としては、やはり第一にたくさん
体を動かして遊ばせるのは基本中の基本!
だと、私は思います。

 

日中、存分に体を動かしてたくさん遊んでおけば、
疲れてぐっすり眠りやすくなる第一歩です。

 

また、1人で遊ぶとやはり少し物足りなさが
出てくる場合もあるので、できれば、
同じ年頃のお友達と一緒に公園などに行って
一緒に遊ぶことで更に運動量も増え、楽しさも
増して心も体も満たされやすくなるかなと
思います。

 

また、日中の過ごし方や寝る前の習慣なども
見直してみる事も大切です。

 

四六時中子どもとべったり一緒にいると、
やはりお母さんだってついイライラしてしまって
怒りすぎたりしてしまう事も、みんなあると思います。

 

ですが、そう言った少しのお母さんの変化も
子どもは敏感に感じ取って、不安な気持ちに
なったりすると、夜中のグズりに繋がるケースも
多いです。

 

時には、家族に少しの間育児を交代して貰って
自分の時間を作ったり、好きな事をして
お母さん自身のストレス発散をする事も
大切だと思います。

 

また寝る前に心を落ち着けて、安心して
眠りにつけるような環境を整えてあげることも
重要になってくると思います。

 

寝る前の準備を、毎日同じパターン化して
あげるのは1つとても大事な事だそうで、
寝る前に1つ好きな本を読むとか、
今日あった事を話すとか、
大好きなおもちゃや人形を一緒にベッドへ
連れて行くとか、子どもにとって安心できる
材料を増やしてあげる事が、
大切になってきます。

 

因みに我が家では、毎日寝る前に
一緒に寝るお人形を選んで、
好きな本を1冊読んであげています。

 

赤ちゃんの頃から中々寝付きにくかった子
でしたが、幼稚園の先生のススメで本を
読むようにしたところ本を読み終わるとすぐに
スッと入眠できるようになりました。

 

また幼稚園へ行くようになるとめいっぱい
遊んでくるのでグッスリ眠る日も増えました。
もちろん、お友達とぶつかったりした日など
はグズったりする事もありますが、それは
成長の1つとして受け止め、嫌だったんだね、
と言葉にして子どもの気持ちを受け止めて、
共感してあげる事で安心してまた眠りに
つけるようになるかなと思います。

 

 

いつになったら朝まで寝てくれる?

 

やはり、夜中起きられるのは正直親にとっても
なかなかしんどい事も多いですね。

 

早く朝まで寝てくれ〜!
なんて思ってしまう方も少なくないと思います。

 

うちの上の子は、年長ですが
今でも夜中1回は起きる日がほとんどです。

 

でも、さすがにもう年長なので泣いて起きる、
と言う訳ではなく、ふと目が覚めたら隣に
ママもパパも居ないので、「一緒に寝よう」
と呼びに来る、と言う事がいつもです。

 

もちろん、夜驚症の場合は本人の意思に
関係なく泣き叫んで、朝には全く覚えてない、
と言う事も多いようですが、この場合は
3,4歳から小学校低学年の子に起きる
パターンが多く、遅くともほとんどの場合
高学年には落ち着いてくる事が多いようです。

 

うちの子の場合は泣き叫ぶわけでもなく、
隣に来たのを確認したらすぐにスッとまた
眠ってしまうので夜驚症とは違うのかも
知れませんが、成長と共に起きる頻度、
日数も少しずつ減ってきているので
そのうち朝まで寝るようになるかなぁと
長い目でまったり見守っています。

 

因みに下の子は年少ですが、
同様に今も夜中に起きます。
下の子は少しグズりながら「ままぁ〜」と
呼びますが、腕枕をしてポンポンすると
すぐに眠るパターンが多いです。

 

ですが、下の子の方が癇が強いのか、
幼稚園で嫌なことがあったり、すごく疲れて
ストレスが溜まってたりすると
泣いて泣いて、と言う日もあります。

 

上の子は逆にまったりした性格なので
そう言った事にもあまり動じない事が
多いので、やはりその子の性格などに
よってもかなり個人差が出てくるのかなぁと
思っています。

 

ただし、あまりに夜中に泣き叫ぶ日が多い、
続く、と言った場合には夜驚症のような
睡眠障害の可能性もあり得ますので、
かかりつけの小児科医やお住まいの子どもの
発達や成長について相談できる保健センター
などに相談してみても良いでしょう。

 

 

安心させてあげる事が大事

 

3歳になっても夜中起きるとなると、
毎晩起こされる親もやはり疲れて
しまいますよね。

 

ですが、それも永遠に続くわけではありません。

 

ゆっくり眠れる環境を整えてあげて、安心
させてあげる事が何より大切な事だと思います。

 

お母さんが辛い時には、相談できる場所は
たくさんあるのでどこかに相談して気持ちを
発散しましょう。親子ともにリラックスして、
楽しく生活できるようになると良いですね。

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