赤ちゃんの寝相が横向きで心配〜注意してほしいこと〜
可愛らしい赤ちゃんの寝姿。
いつまでも眺めていたくなりますよね!
特に月齢の低いうちは、
赤ちゃんは眠っていることが多いので
そんな愛らしい寝姿を目に
することは多いかと思いますが
そうなると気になるのが寝ている時の姿勢。
赤ちゃんは仰向けで寝ている
イメージが強いかと思いますが、
実は横向きの姿勢を好む赤ちゃんが多いのです!
横向きで寝るのは大丈夫?
何か身体に問題が起きない?と
不安になることもあるかもしれませんね。
今回はそんな赤ちゃんの横向きの
寝相についてご紹介していきます。
赤ちゃんの寝相と注意点について知り、
安全かつ快適に眠れるように
対策をしてあげましょう!
どうして横向きに寝てしまうの?
赤ちゃんを寝かせる際の姿勢は
天井に顔を向ける仰向けが基本です。
しかし仰向けに寝かせていたのに、
気がついたら横向きになっていた!
というのは実はあまり動きの
激しくない赤ちゃんの時期から
よくあることなのです。
実は赤ちゃんにとって、
横向きは安心する姿勢なのです。
お腹の中で赤ちゃんは背中をを
キュッと丸めた状態でいます。
しかし、仰向けで寝かせていると
背中はまっすぐ伸びた状態になりますよね。
抱っこですやすや眠っていたのに、
布団に寝かせたらすぐに泣いて起きてしまう!
というのは月齢の低いうちは
特によくあることですが、
抱っこで背中が丸まった心地よい
状態だったのに、布団で背中が
まっすぐになって不快になり
泣いてしまうというのも一因だと
言われています。
横向きなら背中を丸めて寝ることが
できるので、力がついて
自分で身体を動かせるようになると、
自然と心地の良い横向きに
なってしまう赤ちゃんが多いようです。
赤ちゃんの横向き寝、こんなことに注意!
横向き寝で寝ることは、
赤ちゃんにとってごく自然な安眠スタイル。
授乳後の吐き戻しなどの
多い赤ちゃんは、横向きで寝る方が
胃に負担がかかりにくく、
万が一寝ている間に吐き戻してしまっても、
仰向けよりも横向きのほうが
喉に詰まるリスクと言われています。
しかし、横向きで寝ているのならよいのですが、
心配なのはそのまま転がって
うつぶせの状態になってしまうこと!
自分で寝返りをうてる子ならともかく、
まだ寝返りができずに
うつぶせから仰向けに戻れない赤ちゃんが、
なにかのはずみで横向きから転がって
うつぶせになってしまうのが最も危険な状態です。
うつぶせになったからと言って、
必ずしも危険性があるという
わけではありませんが
顔が寝具に埋まってしまうなど事故には、
特に月齢の低いうちには注意が必要です。
心配だからと言って、横向きで
寝ている赤ちゃんを仰向けになおしてあげる
必要まではありませんが、
横向き寝をしている場合は、
長時間そばを離れないこと、
そして顔が埋まってしまうような
柔らかすぎる寝具を使用しないことなど、
十分に気をつけてあげましょう。
どんな体勢で寝ていたとしても、
大切なのは体勢を変えることではなく
事故の起きる危険性を排除し、
安心して眠ることのできる
環境を整えてあげること。
赤ちゃんが快適なスタイルで
安全に眠れるようにしてあげたいですね。
向き癖で頭の形が気になる!
横向きで寝ることが多い場合、
右と左どちらかばかりを向いて寝る、
いわゆる「向き癖」が気になる
方が多いかと思います。
向き癖があると、まだ頭のやわらかい
赤ちゃんは頭の形がいびつに
なってしまうことがあるのです。
横を向くことで、体重のかかる
部分が平らになりやすいんですね。
大人でもそうですが、赤ちゃんにも
自分の寝やすい、好みの向き
というものがあるようで、
たとえ直しても、いつの間にか
また同じ方向を向いて、
横向き寝をしていることが多いです。
我が家の子どもたちもそうでした。
やはり向き癖があり、
いつも同じ方向を向いて寝ていました。
ですから、月齢の低いうちは
目立つほどではありませんが、
いつも枕と接している部分は、
頭がやや平らになっていて
ちょっと頭の形がいびつかな?
という感じがしていました。
頭がいびつになるということで
横向き寝を嫌う方もいらっしゃる
かもしれませんが、
寝ていることの多い低月齢のうちは、
横向きでも仰向けでも、
頭が平らになってしまう部分は
どうしてもできてしまうものです。
最近は頭の形を綺麗にキープするための
枕などもありますし、
成長して寝ている時間が減り、
おすわりで過ごすことが
多くなってくる時期には
自然と頭のへこみも解消されてくるものです。
我が家の娘達も、現在では特に
頭の形が気になるようなことは
全くありません。
向き癖を気にして、
無理に横寝の体勢をしつこく
変えてしまうと、
赤ちゃんの安眠を妨害してしまい、
ストレスになりかねません。
できるだけ赤ちゃんの好む、
自然な体勢で寝かせて
あげるようにしましょう!
横向き寝はなおしたほうがいい?
以上のことから、赤ちゃんがもし
横向き寝を好んでしていたとしても
それを無理に仰向け寝になおす必要はありません。
赤ちゃんがよく横向きで寝ているということは
それだけその体勢が安心するということなのです。
大切なのは、安心して
よく寝ているからと言って
長時間目を離すようなことはしない、
ということです。
赤ちゃんの動きはだんだんと激しくなり、
寝返りをうつようになると、
あちこちに移動したり、
コロコロと体勢を変えたりします。
ある程度成長すればうつぶせ寝を
していても問題ないですが、
月齢の低いうちはできればうつぶせ寝は避け、
うつぶせ寝をしていないとしても
窒息の恐れがあるような環境を作らないよう、
細心の注意を払ってあげましょう。
最近では安全のために設置したベッドガードや、
寝返り防止アイテムによって
窒素の事故が起きてしまうようなことも
出てきてしまっています。
そのようなアイテムを使用する場合は、
正しく使用し、そしてその物自体の効果を
過信しすぎず、安心しすぎないことが大切ですね。
横向き寝は問題なし!安心して眠れる環境作りが大切
赤ちゃんの横向き寝、
それ自体は何の問題もありません。
大切なのはうつぶせ寝に
なってしまうのを避けることと
窒息に繋がるような寝具を使用しない、
物を置かないということです。
大人と同様に、赤ちゃんにとっても
快適な眠りは欠かせないもの。
ぐんぐん大きくなっていくためにも
眠りは欠かせません。
どんなスタイルで寝ていたとしても、
赤ちゃんが安全かつ安心して
眠ることのできる環境を作ってあげましょう!
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