新生児寝てばかりいるのは大丈夫？不安な時チェックしておくこと

新生児寝てばかりで不安・・・

妊娠した頃、先輩ママや自分の母親から
「産んだら寝る暇もないぐらい忙しくなるよ」と言われて
出産を迎えたママは結構多いと思います。

赤ちゃんは泣く、寝る、を繰り返すものだと思っていたのに、夜もぐっすり眠る赤ちゃん。
うちの子は寝てばかりいる・・・大丈夫なの？と不安になる人もいるのでは？
実は、ママの考えすぎかもしれません。

赤ちゃんが泣くのはまだ言葉を話す事ができないからです。
言葉で伝える事ができないから泣いて伝えるのですね。

お腹が空いた、オムツが気持ち悪い、眠たい、等の不快感を示す為に
赤ちゃんはその都度泣いてママが対応する、というのが普通だと思われています。

でも、なかにはほとんど泣かずに寝てばかりいる新生児もいるのです。
ずっとお腹の中にいた赤ちゃんは外の世界はまだ慣れない場所です。
ただ起きているだけでも大人では想像できないぐらい体力を消耗します
疲れて寝ているばかりの赤ちゃんが居ても不思議ではありません。

寝てばかりいる赤ちゃんは育てやすい赤ちゃんとされている事も多いですが、
意思疎通ができないからこそ、親が赤ちゃんの様子をしっかりチェックしてあげましょう。

「黄疸反応が出ていないか」

寝ている赤ちゃんの顔色が黄色っぽくなっていないかチェックしましょう。
黄疸反応が出ている赤ちゃんは疲れがたまりやすく寝ている状態が長くなります。
赤ちゃんの顔色が黄色く見えたら早めに小児科で診てもらいましょう。

「体重は増加しているか」

赤ちゃんがしっかり成長しているか判断の目安になる一つが体重です。
寝てばかりいる赤ちゃんでも体重が増えていれば問題ありません。
もし体重が減っている場合は授乳やミルクが不足しているかもしれません。
母乳外来や主治医に相談してみると良いでしょう。

しかし、赤ちゃんの体重は大人のように１キロ～２キロと大幅に増えるものではありません。
増えないからといって毎日測ってもあまり意味がないので、１～２週間に１度の間隔で測りましょう。
神経質にならずに長い目で体重の増減を見てあげて下さいね。

そして、無理にミルクをあげすぎるのは禁物です。
飲む・飲まない問題も赤ちゃんそれぞれに合った量があります。
体重が増えていれば睡眠時間を問題視する事はありません。

単純に寝る事が好きな赤ちゃんもいます。先述した通り、体力が少なく寝続ける赤ちゃんもいます。
問題が見られない場合は特に注意する事はありませんが、
中には「発達障害」や「サイレントベビー」の赤ちゃんがいることもあります。

しかし、発達障害の場合は新生児の頃に判断することはほぼ不可能です。
もう少し成長してから様々な体験を通して判断する要素の一つにはなりますが、
「寝すぎているから発達障害？」と思うには少し早すぎる判断ですね。

サイレントベビーは育児環境に左右されます。
最初からあまり泣かずに寝続ける赤ちゃんではなくて、最初は良く泣く子だったのに
急に泣かなくなる赤ちゃんをサイレントベビーと呼びます。

テレビや動画がママの代わりに子守りをしてくれて
自分が泣いてもママは来てくれないと理解してしまうと
親の愛情不足からサイレントベビーになってしまいます。

これは早急に見直してあげて下さい。
勿論、２４時間付きっ切りで赤ちゃんを見守るのは結構大変です。
周りの手を借りながら、赤ちゃんが１人で過ごす事が無いようにしてみましょう。

寝てばかりの赤ちゃんを見ていると何だか不安に襲われたりしますが、
問題がなければそれも赤ちゃんの個性だと思って見守ってあげましょう。
寝ている赤ちゃんに対して一方的に喋り続けるだけでも十分育児になります。

あまり神経質になりすぎると長い育児生活の途中で息切れしてしまいますので
親も適度に休息を取りながら、赤ちゃんの成長を楽しめるようになると良いですね。

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