赤ちゃんの水ぶくれ〜考えられる4つの原因と症状別の対処法〜

赤ちゃんの水ぶくれ〜考えられる4つの原因と症状別の対処法〜

 

赤ちゃんの1番の遊び道具は自分の手。
じっと見つめてみたり、振り回してみたり、
毎日赤ちゃんは忙しそう。拳をなめてみたり、
指しゃぶりをして安心感を得る子も
多いですよね。あれ?でも指先が何か変?
いつの間にか、ぷっくりと水ぶくれが!

 

実は赤ちゃんの指先は皮膚が薄く、
水ぶくれができやすいのです。
このままほうっておいて、大丈夫かな?
小さいお手てが腫れてかわいそう…。

 

赤ちゃんの水ぶくれにはどう
対処したらよいのでしょうか?

赤ちゃんに水ぶくれができる原因として考えられること

 

赤ちゃんに水ぶくれが出来るのはなぜでしょうか。
原因はいくつかあります。

 

・指しゃぶり
赤ちゃんの吸引力は強いもの。
指しゃぶりがひどい場合には
水ぶくれができてしまうことがあります。

 

吸いだこによる水ぶくれは通常治療の
必要はありませんが、水ぶくれが
破れて痛がる場合には病院に行きましょう。

 

 

・虫刺され
赤ちゃんの中には虫に刺された場合、
虫の唾液にアレルギー反応が表れる子がいます。

 

普通だったら軽く盛り上がる程度ですが、
アレルギー反応としてぷっくり水ぶくれが
発生することもあるのです。

 

虫刺されは痒いので大人と同じように
家にある常備薬を塗ってあげたくなりますが、
赤ちゃんは指先をなめてしまう可能性が高いため、
市販の虫刺されを塗るのはやめておきましょう。

 

 

・異汗性湿疹(汗疱)
大人でも汗を多くかく人に発生しやすい症状です。
汗腺が詰まってしまい、汗が皮膚の外に
出ることができずに内側にとどまることで
水ぶくれになります。

 

この水ぶくれには菌は存在しません。
しかし手のひらなどにも広がり痒みを
伴うこともあります。清潔にしておけば
自然治癒するものですが、気になる場合には
お医者さんに相談してみてください。

 

 

・手足口病
手足口病になると、その名の通り手や足、
唇や口内に水ぶくれができます。
また発熱を伴うことが多いです。

 

我が家の場合は唇に口内炎ができたのかなと
思っていたらその日の晩に発熱し、小児科に
連れて行ったところ手足口病とのことでした。

 

手足口病の場合は感染するので、看病する
親も気を付けてくださいね。
手足口病の場合、特効薬はありません。

 

対症療法をしながら自然に治るのを
待たなければなりませんが、うっかり
水ぶくれを破って細菌感染しないよう
注意してください。

 

 

水ぶくれの場合は何科を受診すればいいの?

 

原因がはっきりしていない場合は、
そのまま様子を見ていて大丈夫なのかどうか
判断しにくいですよね。

 

低月齢の場合にはまずは小児科を
受診するのがよいですが、病院で
別の感染症をもらってしまう可能性もあります。
そこで私がおすすめしたいのは皮膚科です。

 

子どもの場合であっても皮膚科の先生は
ちゃんと診てくださいますし、私の経験では
小児科よりも混んでいない気がします。

 

患部の様子を診て、場合によっては
水抜きをし、赤ちゃんが口にしても
大丈夫な軟膏が処方されるようです。

 

 

赤ちゃんの水ぶくれは破れないようにすることが1番大事

 

赤ちゃんの指先に水ぶくれを発見したら、
通気性のよいミトンで清潔を保つなど
患部を保護することを実践し、
まずは水ぶくれが破れないようにしましょう。

 

水ぶくれが破れると、そこから感染症に
かかったり、とびひで患部が広がって
しまうことがあります。指先から
気をそらせるためには、おしゃぶりを
試してみたり、手首につけるタイプのラトルを
使用するのも効果的ですよ。痛みや痒み、
発熱など赤ちゃんが辛そうな場合には
迷わず受診し、早めに解決してあげたいですね。

 

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