マグスパウトとは？～使い方や試して良かったおすすめの商品～

離乳食が始まりおっぱい以外のものを
口にするようになると、
「スパウトを使い始めた」や
「ストローを使えるようになった」という
他の子どもたちの話を聞いたことのある
お母さんもいるかもしれません。

特に夏の暑い時期などは、
母乳以外にも白湯や麦茶など、
水分補給にしっかり気を配りたいところですよね。

そんな時に役立つのが「マグスパウト」です。
今回は、マグスパウトの使い方や
おすすめの商品を紹介していきたいと
思います。

マグスパウトとは、太くて硬いゴム製の
飲み口がついたマグのことで、先端には
小さな穴が開いています。

哺乳瓶からストロー、もしくはコップへの
移行を手助けするために使用されるもので、
哺乳瓶のように柔らかく口にふくむだけで
フィットするような感覚はありません。
ですので、初めての感覚にとまどってしまう
赤ちゃんも多いかもしれませんね。

しかし、ストローのように液体部分に
管が触れているわけではないので、
自分で吸わなければ水分を補給できない
ものではなく、コップで飲むように
傾ければ自然と液体が出てきます。

また、「マグ」と呼ばれているように、
大抵のものには取っ手が２つ
付いておりますので、赤ちゃん両手で
持って飲むのに適した作りとなっています。

今までおっぱいや哺乳瓶でしか
水分を補給してこなかった赤ちゃんに対し、
どんなタイミングでマグスパウトを
与えてよいものなのか、
迷ってしまうお母さんも多いかと思います。

マグスパウトの使用時期としては
生後５～６か月のちょうど離乳食が
始まる時期が適していると言われています。

この頃は、乳首以外にスプーンも
口に入れてみている時期なので、
新しい感触のものを使用するには
最適な時期かもしれませんね。
また、食事中や外出時の水分補給にも
役立つことかと思います。

しかし、全ての赤ちゃんが
喜んでマグスパウトを使用するという
わけではありません。

赤ちゃんによっては、マグスパウトの
硬い間隔を嫌がってしまったり、
どのように飲んだら良いのか
とまどってしまい、上手に飲めないことも
あるかもしれません。

そんなときは、お母さんが手助けして
あげましょう。
一緒にマグスパウトを持って
傾けてあげたり、お母さんが
一度マグスパウトを使って飲んでみて
お手本を見せてあげるのも良いかもしれません。

大好きなお母さんが上手に使っていれば、
子どももマネをしたくなりますので、
案外すんなり受け入れてくれるかも
しれませんよ。

それでも嫌がる子もいるでしょう。
そのようなときには、無理して
使用する必要はないかと思います。

マグスパウトはあくまで将来的に
ストローやコップで水分補給が
出来るための補助製品です。

赤ちゃんによっては、
哺乳瓶の次の段階として
いきなりストローで上手に飲めたり、
コップ飲みを好む子だっているのです。

その子その子の好みですので、
マグスパウトを上手に使えなかったからと言って
落ち込むことのないようにしてくださいね。

いかがでしたでしょうか？
マグスパウトは各メーカーから
様々な種類のものが販売されています。

カラフルなものや可愛らしいデザインが
あしらわれたもの、機能性重視や
持ち運びに適したものなど多数あります。

その中から赤ちゃんにとって
使いやすいものを
見つけられると良いでしょう。

「おっぱいや哺乳瓶以外で水分をあげなきゃ」と
お母さんが焦る必要はありません。
赤ちゃんと一緒に楽しく水分補給が
出来ると良いですね。