多動症とは?小学生の子供にある特徴や行動
よく「あの子多動症じゃない?」と言われる子がいます。
幼稚園や保育園くらいの年齢なら、あまり目立たないのですが
小学校に入るとあきらかに
ちょっと行動がおかしい子がいることがあります。
特徴としては
「自己主張が強い」「いつでも注目を浴びていないと気が済まない」
「先生の言うことを聞かない」「自分勝手に動き回る」などでしょうか。
でもその子は本当に病気なのでしょうか?
広凡性発達障害という病気は確かにあります。
社会的コミュニケーションが取れず
回りの状況に自分を合わせることができません。
よく言われる多動症は「注意欠陥多動性障害」
でその中の一つの症状です。
本当にそうなら、治療が必要でしょう。
でも他からそう見えても、病気ではない子もいるのです。
回りから浮いてしまう子供
産まれてから初めて
他人との係わりを持つのは幼稚園保育園でしょう。
でも、最初からうまくなじめる子もいれば、苦手な子もいます。
何と言っても初めての社会デビューなのですから
どうしていいかわからなくて当然ですよね。
毎日先生や友だちに囲まれるうちに
だんだん学んでいくのですが
どうしてもそこには早い遅いはあります。
このくらいの時期はたった1年の差で
知能も体格もまったく違います。
でもそれを「同学年」として同じに扱うのですから
早産まれの子はどうしても不利になります。
また、成長の早さにはどうしても個人差があります。
先生も親も理解しているようで
わかっていないことも多いのです。
そして、先生や親がその子を「変な子」と思えば
子どもたちに敏感にその思いが伝わり
「回りから浮いてしまう子」ができるのです。
ママ友の弊害
ママ友は情報の収集や育児相談
頼れる仲間として大切にする人も多いでしょう。
でもママ友につきものは「うわさ話」です。
本当に「うわさ話」が大好きな人もいるでしょうが
けっこうこれが嫌な人も多いのですが
付き合う上では合わせることもしかたありません。
「へぇ〜そうなんだ」と思うことも多く
病院や小学校の情報は必要です。
しかし、何かの拍子に関係が崩れると
子どもにまで影響がでる事態となってしまいます。
自分では常識人として、振舞っているつもりでも
誤解されることもあります。
特に子どものことになると、人格が変わる親もいます。
「あの子変よね」本当はこんな言葉は聞きたくないし
言いたくはないですよね。
授業妨害
幼稚園保育園ではなんとか許された行為でも
小学校では絶対に理解されないのが「授業妨害」です。
どの親も入学時、小学校で心配なのは、「勉強大丈夫かな?」です。
授業中歩き回ったり、先生を独り占めしようとしたり
他の子にちょっかいを出したりする子がいればどの親も不快に思います。
そんな子のうわさはすぐ広がります。
病気なの?そうじゃないの?
ある小学校の1年生のベテラン担任教師が言っていました。
「多動症を疑われる子は1年生の中に何人もいますよ。
でも3年生くらいになればみんな落ち着くものです。
びっくりするくらいおとなしくなっちゃう子もいます。
回りで騒がないで、落ち着いて見守ることが
できればいいのですがでも現実は難しいのです。
「多動症」ではないかと疑われて、病院に通う子もいます。
投薬治療すれば落ち着く子もいるのも事実です。
そんなとき親は「一生このままなのか」と思い悩むでしょう。
「うちの子は多動症なんかじゃない!」
と事実を認められない親もいます。
でも成長とともに、子どもは変わっていくものです。
もし、「多動症」と診断されても、ずっと変わらないわけではありません。
待つことも親の試練です。
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