2歳児におすすめの運動は?運動神経向上のためにママが出来ること
子ども自身の意思で跳んだり跳ねたり、
たくさんのことが出来るようになってくる2歳。
お家ばかりにいてはエネルギーが有り余って、
ママの手を焼かせるヤンチャも出てきます。
適度な運動はストレス発散にもなり、また
運動能力の基礎を作り始めるのに役立ちます。
では何ができるのか、おすすめの運動は
どんなものがあるのでしょう。
運動神経がいいと言われる子にするために、
この時期どんなことが出来るのでしょうか。
将来金メダリストにするためにスポーツ
英才教育をしたいわけではないけれど、
運動会の徒競走で1番を
狙えるぐらいにはなってほしい。
そんなママに、日常で意識して
いきたいことを紹介します。
運動能力の「基礎」
2歳になると多くのことが自分で
できるようになってきた、とはいうものの
やっとこれから日常的な動作や
身の回りのことを覚えようという段階です。
2歳の子どもに「一緒に筋トレしよう」
という方はあまりいらっしゃいませんよね。
この時期に是非伸ばして頂きたい最たる力は
「実際に運動する筋肉と、動かすための指令を
出す脳との信号の伝達能力」です。
伝達回路のつながりがしっかりしていれば、
イメージ通りの動きを体で
表現することが出来ます。
日常の中でより多くの動きを体験することで、
伝達神経は発達します。
椅子の上に登ったり、走り回ったり、
まだまだおぼつかない足取りで
ハラハラすることもありますが、
出来るだけママは手を貸さず、
子どもの好きにさせてあげて下さい。
勿論、「階段では走らない」
「椅子の上から跳ばない」など、
身を守るために必要となる情報を伝え、
危険防止のためにどうすればいいかも
話しましょう。
常に全力で動いていた子どもも、
少しずつ力の加減方法も学習していきます。
「楽しい」の法則
2歳児の運動神経向上のために、
まだ特別な何かをする必要はありません。
まずは外で体を動かくことを習慣的に
行ってください。
ただ散歩をするだけでもいいです。
忙しいからとママが理由をつけて
出不精になっていたのでは、
子どもは体を動かす機会を失ってしまいます。
短時間でも構いませんので、子どもと
外出を楽しむ時間を作って下さい。
外に出て、砂場で遊ぶ、ブランコ・鉄棒などの
遊具で遊ぶ、鬼ごっこ、ボール遊びなど、
たくさんの動きを経験し、
「体を動かす」=「楽しい」の法則を掴んだ
子どもは、自発的に体を動かす遊びを
好きになります。
その中で小さな成功体験をたくさん
作ることで、子ども自身の自信に繋がり、
どんどん新しいことに挑戦していくような
意識が生まれたり、出来るまで諦めない
強さが生まれたりします。
この時、「出来ないからつまらない」
と子どもが思ってしまうと、運動すること
そのものに消極的になることもありますので、
意識して褒めてあげられるといいですね。
家でできる「遊び、運動」
天候が悪く外に出られない。
下の子が産まれたばかりで毎日のように
連れ出すことが難しい、などのママも、
家で出来ることをしていきましょう。
例えば家の中の廊下を使ってボール転がしをする。
ペットボトルをピンに見立ててボーリングなども、
ボールを握る筋力、距離や速さなど、
ボールをコントロールすることで、
力の強弱を調整する力が養われます。
同じような理由から、風船を使った
バレーボールも有効です。
手遊びや室内で出来るリトミックダンスなども、
素早い動きやゆっくりした動きなど
多くの動作があります。
タイミングよく体を動かさなければ
いけないため、リズム感や体現力
といった力がつきます。
賛否両論ありますが、男の子には新聞紙で
チャンバラごっこもおススメです。
相手の動きに合わせて体を動かしたり、
道具を使って運動したりすることで
基礎となる筋肉を鍛えることができます。
おすすめの「運動の習い事」
今後何かスポーツを習わせたいというママへ、
参考までにおススメの習い事を紹介します。
・スイミング…全身の筋肉をバランスよく
鍛えることができ、心肺機能や基礎体力の
向上に期待できます。
・体操教室…正しい体の動かし方・使い方を
学びながら、基礎体力作りができます。
・ダンス…イメージした通りに体を動かし、
音楽に合わせた一連の動きの中で、
リズム感覚や柔軟性、表現力を身に
つけることができます。
入園前の子どもを対象にした親子教室なども、
多く開かれています。ママも自分の
体力作りも兼ねて、挑戦してみても
いいかもしれません。
運動神経をよくする「環境」
これまで述べてきたように、2歳の段階で
出来るのはより多くの動きを体感させること
ですが、それ以上に大切なのは
「子ども自身が自分から運動したい」
と思う環境を作ってあげることです。
「スポーツをやっている人の
子どもはスポーツが得意である」
という事例は多くあります。
これは遺伝的なものではなく、
幼い頃から運動を楽しめる環境が
あったからでしょう。
大人でも子どもでも、嫌いなものは
あまりやりたくないけれど、
好きなことは夢中になって頑張れますよね。
「好きこそものの上手なれ」
ということわざもあります。
体を動かすことが好きなら、遊び方は
自然と運動的なものになります。
子どもから自発的に出てきた遊びには、
ママも積極的に付き合い、楽しんで
あげることが必要です。
ママと一緒に笑顔になれる遊びは、
きっと子どもも大好きです。
子どもの外遊びに付き合ってママの方が
疲れちゃうこともありますが、
「ママより足が速いね」
「いっぱい楽しかったね」と
嬉しい・楽しい気持ちを
伝えてあげてください。
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