産後の便秘にお悩みのあなたへ原因と明日から出来る３つの解消法

やっと大仕事を終えたママ。
出産後、便秘でお腹が苦しいという方は
かなりいらっしゃいます。

なぜ産後に便秘になりやすいのでしょうか。
いくつかの原因とその解消法をご紹介します。

産後便秘の原因

産後便秘の原因は様々です。
中でもよく聞くのが、いきむのが怖いという声です。
出産のときに一度裂けた部分を縫っているという事実があるために、
いきむと再び裂けてしまうのではないかという不安があります。

その結果、いきむのをためらい、便秘になってしまうことがあります。
さらに、産後は体内の水分を母乳を作るために使われがちになります。
そのため、便がかたくなって便秘になりやすくなります。

さらに、産後はとても忙しいのです。赤ちゃんは待ってはくれません。
神経質な子ならずっと泣いている子もいますし
昼夜問わず母乳をやらなければ
ならないので、トイレに行くのも忘れてしまうこともあります。

１日中赤ちゃんのお世話で疲れきってしまって
ストレスで便秘になることもあります。

３つの産後便秘解消法

１．水分をたくさんとる
いきむのが怖いのは便が固く
なっているからではないでしょうか？

いきまなくてもすんなり出るように
水分をたくさんとって、便をやわらかくしましょう。
しかし、水分をたくさんとるのは思ったよりも大変です。

水分をたくさんとるのが苦しい場合は
食事からとるのがベストです。
お味噌汁やスープなどの汁ものを必ず用意したり
野菜を生野菜ではなく煮物にしたりするとよいでしょう。

ただし、煮物や汁ものは塩分が多いため
塩分の摂りすぎには注意が必要です。

２．決まった時間にトイレに行く

産後のママは赤ちゃんのお世話が忙しく、トイレに行くのを忘れがちになります。
そのため、便意に気が付かず、便秘の原因になります。
予防としては、トイレに行く時間を決めておくと、忘れずに同じ時間にトイレに行けます。
新生児の間は母乳やミルクを飲んだあとは少し寝てくれますので、その間に
トイレに行くようにするといいと思います。

３．できるだけ睡眠時間をとる
産後のママはどうしても睡眠時間が長くとれず、寝不足気味が続きます。
そのためにホルモンバランスが崩れたり
ストレスが溜まったりすることで、
便秘になるというケースもあります。

できるだけ赤ちゃんと同じように寝起きし、睡眠時間を確保しましょう。
そのためには周りの協力は不可欠です。
パパにも子育てに協力してもらって子育てを夫婦で楽しみましょう。

産後便秘の体験談

私も産後の便秘に悩まされた一人です。
いきむのが怖いというのはよくわかります。
便を出す感じが出産する時の感じと似ているので、
また出産のときのように裂けるのではないかという恐怖があります。

さらに、授乳中は母乳に水分をとられるため、体は水分不足でカラカラでした。
いつもよりたくさん水分をとらないといけないとわかっていながらも
忙しさにかまけてこまめに水分補給するのを忘れてしまいました。

私は結局、産院で授乳中でも飲める下剤、『酸化マグネシウム』
を処方してもらい、飲んでいました。

私の友人は市販の新ビオフェルミンＳで
乗り切ったママもいました。

また、センブリ茶などの漢方のお茶など飲んでいたママもいましたが
漢方は授乳中服用できないものもあるため、飲む前に薬剤師さんや
お医者さんに確認するようにしましょう。

産後、ただでさえ赤ちゃんのお世話で色々なことに追われているのに、
さらに便秘まで患ってしまってはストレスが溜まる一方です。
それに、便秘は一度なってしまうと、悪循環に陥ってしまいがちです。
一度便が溜まってかたくなってしまうと
それが蓋となってどんどん溜まっていってしまいます。
そうならないためにも、常にすっきりとしておきたいものですね。

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