子供の足が痛いのは成長痛が原因?他の病気の可能性は?

子供が夜中に足が痛いと泣く。心配なママヘ

 

夜中いきなり子供が「足が痛い!」と
泣いて起きてきた事がありませんか?

 

何かにぶつけたわけでもなさそうだし、
腫れてるわけでもないけど
とにかく足が痛いと泣く我が子・・・
その痛みの原因、知ってますか?

 

子供が足が痛くて泣く原因と
その対処法について
詳しくまとめてみました。

子供が足が痛いと泣く原因

 

子供が夜中に足が痛いと泣くから
翌日病院に連れて行ってみたけど
特に異常も見られないまま
また痛い、と泣く日々・・・

 

毎日マッサージをしてあげるしかできないし
親にとってもモヤモヤしますよね。

 

病院先で「成長痛ですね」と言われた事が
ある人も多いかもしれません。

 

そう、子供が足が痛いと泣いて起きる原因は
この成長痛である事が多いのです。

 

子供によく見られる成長痛とは
いったいどんな病気なのでしょう?

 

 

成長痛って何?

 

実は成長痛、という病名はありません。
子供の足が痛い時に見られる症状全般に
この診断名が下されます。

 

私たち大人は子供の骨や筋肉が成長しているから
成長痛という診断なんだ、と思っていますよね。
でも、実際にはそうではないのです。

 

成長痛は起こる子供と
起きない子供がいます。

 

子供は総じて皆成長するので
本当に骨や筋肉が成長する事で
泣くほどの痛みなら
子供は皆痛がって泣くはずなのです。

 

でも、皆が皆泣きませんよね。

 

子供の成長期に起こる足が痛い、という原因の総称を
「成長痛」とひとくくりにして呼ぶのです。

 

成長痛が起きる原因は2つあると考えられています。

 

 

成長痛が起こる原因

 

1つは子供の体の成長と日中の動きの量が合っていない為
疲労が蓄積されて足が痛くなる場合です。

 

赤ちゃんの頃から比べると子供の体は日々成長して
出来なかった事が出来るようになったりしますよね。

 

もちろん、体も年相応に大きくなっていき、
運動量も徐々に増えていきます。

 

しかし、子供の実際の成長スピードと
日中の運動量のバランスが取れておらず、
子供の成長よりも運動量が上回っている場合、
どんどん疲労が溜まっていき
足の痛みとなって現れるとされています。

 

成長していくと共に体の成長と
日中の運動量のバランスが取れてくると
自然と治まっていくので
見守ってあげるようにしましょう。

 

もう1つの原因は子供の精神的ストレスです。

 

最近家庭内で変わった事や、
子供の環境、心境に何か変化が起きる出来事はありませんか?

 

また、子供が緊張するような
大きなイベントや舞台があると
子供は精神的ストレスを感じてしまい
夜中に足が痛い、と泣き出す事があります。

 

日中の不安な出来事や疲れ、ママやパパに構ってほしい、
精神的にストレスが溜まっている状態になると
成長痛を起こす子供が多いと言われています。

 

子供はとてもデリケートです。
大人にとっては大した問題ではない事も
子供にとっては大きな問題として抱えている場合もあります。

 

例えば、幼稚園や保育園での進級も
子供にとってはストレスです。

 

下の子が生まれて兄弟が増えるのも
子供自身にとってはママやパパを取られた、と
思うようになりストレスに変化します。

 

引っ越しをしたり、ママが職場復帰をした場合なども
子供にとっては一大事件となっています。

 

 

子供が足が痛いと訴えた時の対処法

 

子供が足が痛いと泣いてくる時の大半は
自分の不安定な気持ちを伝える為です。

 

翌日には足の痛みが引いている事がほとんどなので
優しくマッサージしながら子供の話しを聞いてあげましょう。

 

環境の変化や子供自身に心理的な変化があった時は
普段以上にスキンシップを取って
子供の気持ちを汲んであげるようにして下さいね。

 

 

子供の足の痛み、注意する点

 

子供が足が痛いと泣くとき、
以下のような症状が見られる時は
急いで病院へ連れて行ってあげましょう。

 

「日中も頻繁に足を痛がる」
「足の痛い箇所が腫れる、熱を持っている」
「足の痛みがひどくなり、更に何日も続く」
「足の痛みが強くなり、足をかばうように歩く、歩き方がおかしい」
「足だけではなく、腕や背中も痛がるようになる」

 

子供がこれらの痛みや症状を訴えてきた時は
骨肉腫等、重大な病気が隠れている場合があります。

 

緊急性が高いのですぐに病院を受診して下さい。

 

夜にだけ足を痛がる、翌日には痛みが引いていて
普段通りに遊ぶ事ができるなら緊急性はありません。

 

子供とのスキンシップを増やして
様子見をしてあげましょう。

 

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