子供の膀胱炎の原因は精神的ストレス？チェックしたい症状

子供の膀胱炎の原因や症状

子供が膀胱炎？と驚く人もいると思います。
膀胱炎は大人だけの病気ではありません。
子供に多い病気の１つです。

発症してしまう原因や症状等について
詳しく調べてみました。

子供が膀胱炎を発症する原因

膀胱炎は膀胱に菌が入り込んで炎症が起こり
発症する病気です。

膀胱炎の菌は入り込んだからといって
必ず膀胱炎を発症するわけではありません。

健康な状態の時に膀胱炎の菌が入り込んでも
排尿する事で体の外へ菌を流す事ができます。

しかし、体が弱っていたりすると
体の中に入り込んだ菌が悪化し
膀胱炎が発症する事があるのです。

子供の膀胱炎の症状

子供の膀胱炎は大人と違って
すぐに痛みが現れない時があります。

多くの場合、子供のトイレの回数が急に増えて
膀胱炎を疑います。

以下の症状に当てはまっている時は
一度病院を受診してみましょう。

「排尿の回数が普段よりも多い」
「昼間に尿が漏れる時がある」
「普段より機嫌が悪い」
「お腹が痛い」
「排尿の時に痛みを伴う」

悪化すると発熱する事もあります。
排尿の回数や排尿時の痛み以外は
風邪のような症状の為、
注意してあげましょう。

発熱まで悪化すると
膀胱炎の菌は腎臓まで入り込んでしまっています。

膀胱炎を放置してしまうと
腎盂腎炎を発症してしまう危険性が高まります。

腎盂腎炎を発症していると。
高熱が出る、お腹が痛くなる、嘔吐する事がある、
ぐったりしている等の症状が現れます。

子供の膀胱炎は早めに対処してあげる事が大切です。

精神的ストレスから発症する膀胱炎

子供が膀胱炎を発症する時の
一番多い理由が精神的ストレスです。

子供はとても敏感な心の持ち主です。
環境の変化や心理的な変化でも
体に不調が現れる事があります。

入園や進級などの変化があったり、
大きな舞台の練習をしている時等でも
ストレスが溜まってしまいます。

ママやパパにきつく叱られたり、
初めての体験をした時も
子供の体にはストレスとして蓄積されます。

トイレが怖い場所だと思ってしまう、
トイレをしている所を誰かに面白おかしく言われる、
トイレをしている人を見て自分に投影して嫌な気持ちになる、等の
子供の不安定な気持ちが原因になる時もあります。

精神的なストレスから膀胱炎を発症している時は
自然に治るまで放っておくようにしましょう。

子供がトイレに行く回数を気にして
「何回行くの？」など言ってしまうと
子供の気持ちが不安定になり
膀胱炎がなかなか治らなくなってしまいます。

子供が行きたいと思った時に
トイレへ連れて行ってあげるようにしましょう。

親が気にしないでいると
子供も自然と気にしなくなります。

精神的なストレスから発症している膀胱炎は
普段の子供の様子を観察しながら
子供の気持ちを整えてあげる事が大切です。

子供の膀胱炎を予防する方法

子供の膀胱炎を予防する為には、
子供が行きたい分トイレに連れて行く事が重要です。

排尿に行きたい気持ちを我慢してしまうと、
体の外に出ていくはずの菌が留まってしまい、
炎症を起こしやすくなります。

水分を意識して多めに摂取して
体の中に菌が溜まらないように
排尿で菌が外に出ていきやすいようにしてあげましょう。

入浴の際には大人の手で
清潔に洗ってあげましょう。

周囲の環境が変わったり、
子供の精神的な状態が変わる出来事があった時は
スキンシップを増やして子供の気持ちを
フォローしてあげるように心掛けましょう。

下の兄弟が生まれた事で
不安定な気持ちになる子供も多くいます。

ママやパパの気持ちを子供にきちんと伝えてあげるだけで
子供はまた安定した気持ちに戻る事ができます。

保育園や幼稚園でトラブルがあった時は
きちんと対処してあげるようにしましょう。

子供の膀胱炎は初期だとなかなか気付く事ができません。
しかし、放置していると悪化してしまいます。

普段から子供の様子を観察しておくことで
少しの変化にも気づきやすくなります。

子供の様子に変わった所が見えたら
症状のチェックをして
病院へ連れて行ってあげるようにしましょう。

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