子供が舌が痛いと訴えてきた時考えられる４つの病気

子供が舌が痛い！！と訴えてきたら

子供はよく「痛い」と言ってきて、訴えてきますね。
ケガをしていたり、お腹が痛い、頭が痛い、いろいろありますが、
舌が痛いと言ってくることもありますね。
その舌の痛みは、意外な病気の症状かもしれません。

子どもが舌を痛がった場合どんな病気があるのか知っておきましょう。

アフタ口内炎

大人でもよくなるのがアフタ口内炎と言うもので、
歯で舌を噛んでしまったり、食べ物や歯の摩擦でできたり
疲れなどでもできてしまう口内炎です。
ぱっと見てわからなくても
舌の付根あたりに口内炎ができている場合もありますので、
どのあたりが痛いのか、よく聞いてみてください。
疲れも関係していますので、この口内炎のができた時は
元気であっても無理をさせずにゆったりと過ごさせてあげましょう。

ウイルス性口内炎

急に熱が出て、激しい痛みが特徴です。
酷くなると、唇から、歯茎まで、赤く腫れあがってしまいますし
喉の奥まで症状が広がる場合もあります。。
生後６カ月以降の乳幼児に発症しやすいと言われており
母乳やミルクも飲めなくなるので、厄介な病気といえましょう。

ウイルスの感染と言うことは、外部からの感染が原因です。
ウイルスを持っている、母親がキスをしたり
食べ物を口でかみ砕いて与えても感染します。
ウイルスを持っている人の使った食器や
タオルからも感染しますので、タオルや食器は常に清潔を心がけましょう。

また、このウイルスは、潜伏期間がありますので、すぐには発症しません。
最初に口の中に違和感が起きて、高熱が出ることが多いのですが
小さな子ほど、違和感を伝えることが難しいので、
食欲が落ちたようなことがあれば、熱がでないか、様子をみてあげましょう。

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ヘルパンギーナ

毎年、７月をピークに、６月から８月にかけて
流行するため「夏風邪」とも呼ばれています。
１歳代の幼児から４歳くらいまでの
子どもがかかる病気でエンテロウイルスへの感染です。

夏場、急に熱が出て、口腔内に水泡ができていたら
まずヘルパンギーナを疑ってみましょう。
大人も感染する可能性があります。
また、大人が感染、発症した場合、高熱が続く場合もありますし、
ピークの時は倦怠感や関節の痛みも伴うので
感染したと思ったら仕事は休んだ方がいいでしょう。

大人にしても、子どもにしても感染発症するのは
本人の体調不良で、免疫力が低下している時です。
幼稚園で流行っているからということであっても
本人が元気であれば、感染はしません。
常日頃から、規則正しい生活をして、体調を整えておくことが大切です。

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・ヘルパンギーナの潜伏期間や感染経路は？～治療法について～

手足口病

また、ヘルパンギーナと同じ夏に流行るものに
手足口病というものもあります。
これは口内炎だけでなく、手のひらや
足の裏にも水泡ができるものです。
熱がでることはあまりないようですが
思ったように食べられないので辛い病気ですね。
同じく、これもウイルスの感染が原因の病気です。

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・手足口病の初期症状や潜伏・感染期間、予防法を分かりやすく解説

口内炎になると

口の中の炎症はすべて口内炎と呼びますが
熱があっても無くても、口の中の炎症は、食欲を減退させます。
刺激の少ない食べ物、おかゆやうどん、プリンや、アイスクリームなど
口当たりの良いものを選んであげましょう。

口内炎がひどくなると、痛みで水分も取れなくなる場合があり
その場合の脱水症状が怖いです。
刺激の少ない飲み物を準備して、あげましょう。
果物ジュースや、冷たい飲み物も、痛く感じることがありますので
湯冷ましなどを少しずつ、口の中に入れてあげましょう。