子供が目をパチパチしている原因はチック症?原因や対処法

子供が目をパチパチしている原因はチック症?原因や対処法

 

子供が急に、
目をパチパチするようになると、
とても心配ですね。

 

あまりにも、不自然な瞬きを
見ていると、眼病かもしれないと、
不安にもなるこでしょう。

 

子供が目をパチパチさせている原因として、
一番に考えられるのは
「チック症」と呼ばれるものです。

 

「チック症」の原因や対処法、
または、その他の病気の可能性について
ご紹介していきます。

チック症とは?

 

回数の多すぎる瞬きの他に、
声を出す、首をかしげる、
肩を上げたりするなど、
本人の意思とは関係なく、体が動く症状を
「チック症」と呼びます。

 

主に3歳〜4歳の幼児に発症し、
2割程度の子供に、見られると言われています。
特に多いのは7歳頃の、学童期です。

 

そして、このチック症は
一過性であることが、多いようです。

 

 

チック症の原因

 

お子さんの様子を観察してみてください。
目をパチパチしている時は、
どういう時でしょう?
また、パチパチしていない時はどうですか?

 

一般的にチック症状が現れるのは、
緊張していたり、不安になったりと、
強いストレスを感じた時と考えられています。

 

ママに叱られたり、
何かをごまかそうと嘘をついている。
または、ピアノなどの発表会で、
極度の緊張状態にあると、
瞬きが多くるなどの、症状が現れます。

 

ママが怒り過ぎているとか、
愛情が足りていないなど、
家庭環境が原因だと
言われることがありますが、
そうとは限りません。

 

最新の研究では、
脳内のドーパミン(神経伝達物質)異常が
原因ではないかということが、
分かってきました。

 

これと、ストレスなどが引き金となって、
チック症状が現れると考えられています。

 

また、結膜炎や、目の乾燥が原因で、
目をパチパチしていたのが
癖になることもあります。

 

その他の原因として、自閉症や発達障害の、
症状の1つであることも考えられます。
この場合は、他にも気になる症状が
出ていますので、専門医に相談しましょう。

 

関連記事
発達障害の原因や特徴〜チェックしてほしい項目〜
赤ちゃんの自閉症〜最も多い3つの特徴と関わり方について〜

 

 

チック症の治療は?

 

目をパチパチする症状には、
基本的に治療は行いません。

 

しかし、放っておいても大丈夫かと
心配にもなるでしょう。

 

「その瞬きやめなさい」
「パチパチしないの」などと
注意をしてはいけません。

 

「またやってる」という雰囲気も
出さないであげてください。

 

チック症状の出やすい子の性格は、
他者にとても優しい、
周りの様子をよく見る、
神経質などです。

 

周りから注意されることで、
気にし過ぎてしまい、
症状がひどくなることもあります。

 

幼児期は、幼稚園などの
新しい環境を不安に感じたり、
いい子でいようと頑張り過ぎて、
ストレスになっている事があります。

 

しっかり甘えさせてあげたり、
期待をし過ぎず、頑張っていることを
認めてあげてください。

 

学童期は、小学校という集団生活の中で、
新たな人間関係などの悩みも
できてくる時期です。

 

悩みなどを抱え込まないように、
家族がサポートしてあげましょう。

 

学童期では、チック症が原因で
いじめにつながることも考えられます。
もし気になるようでしたら、
「心理療法」で治療することもありますので、
まずは、小児科などで相談してみましょう。

 

私の二人目の子が、
瞬きの多いチック症でした。
一人目は、天真爛漫な幼児期でしたが、
二人目は、空気の読める、
聞き分けのいい子でした。
上の子の様子を見て、育ったせいか
自然と、怒られないように行動する子に
なってしまったようです。

 

幼稚園の懇談では先生から、
「いつもいい子で、特に言うことはありません。」
と言われるような子でした。

 

目をパチパチするのが気になり始めたのが、
年中の時、引っ越しを機に転園してからです。
しかし、小学校2年生頃には、
ほとんど気にならなくなりましたよ。

 

我が家の場合は、「瞬き多いな」
と思うくらいで、
特に気にしないようにしていました。

 

どうしても気になる時は、
幼稚園や保育園、小学校の先生とも連携して、
対応してあげてください。

 

 

その他の病気の可能性

 

眼のとトラブルの可能性として、
次のようなものが挙げられます。

 

・ドライアイ
・アレルギー性結膜炎
・逆さまつ毛

 

眼科で検査をして、点眼薬などで治療します。

 

最近は、幼い頃からテレビゲームやタブレットで
遊ぶ子供が増えたことで、
ドライアイ、視力低下などが、
問題になっています。

 

ゲームは時間を決めて、
しっかり外で遊ぶようにしてあげましょう。
体を動かすことは、
健康な体と精神を育む
とう面から見ても、とても大切ですね。

 

関連記事↓
チック症の子供の症状や原因、治療法について
子供が目が痛いと訴えてきた時、考えられる4つの原因
子供の目の腫れ、代表的な4つの原因と症状別の対策
子供のものもらいの種類やなってしまった時の治し方
子供の目やにがひどいに原因や試してほしいマッサージ法

sponsored link

sponsored link


sponsored link

このエントリーをはてなブックマークに追加 

おすすめのコンテンツ


あなたにオススメの記事

子供はよく「痛い」と言ってきて、訴えてきますね。ケガをしていたり、お腹が痛い、頭が痛い、いろいろありますが、舌が痛いと言...

1人で歩けるようになって、走り回るようになって、いろいろな事が出来てくるとますます可愛い盛りですね。でも、歩くときにつま...

子供と一緒に遊んだりお散歩などをしていると転んでしまうことが多く、ケガが絶えないということはありませんか?他の子に比べて...

子供が急に、目をパチパチするようになると、とても心配ですね。あまりにも、不自然な瞬きを見ていると、眼病かもしれないと、不...

任意接種のロタウイルスワクチン。ロタウイルスに感染すると急性胃腸炎になり、下痢や脱水などの症状を引き起こします。感染力が...

赤ちゃんが産まれて予防接種を受ける回数が何回かありますよね。定期接種のものから任意接種のものまで。風疹の予防接種ってどう...

赤ちゃんの予防接種って、種類がたくさんありますよね。接種することで予防できる病気もたくさんあります。麻疹もその一つです。...

子どもがかかりやすい病気の一つです。中には、予防接種を受けた方がいいのか、迷っているママも多いかと思います。今回は、「ロ...

赤ちゃんを育てているお父さんやお母さんであれば、近年、アレルギーを持つ子どもが増えてきている、ということを一度は耳にした...

冬場になると子供の間で必ずと言っていいほど流行する、ロタウイルス・・・。月齢の低い赤ちゃんから小学校に上がる前位の幼児の...

具合が悪いわけではないのに、赤ちゃんの機嫌が悪く、いつもは食べる離乳食をあまり食べない、なんていう時には、口の中に口内炎...

子供は大人よりも体調を崩しやすく心配が絶えないですよね。中でも急な嘔吐や下痢は対処や処理も大変で感染力も強いので親も注意...

生後しばらくして、赤ちゃんの肌に、湿疹ができていたり、黄色いかさぶた状のものはありませんか?それは乳児脂漏性湿疹かもしれ...

皆さん、「腸重積」という病気をご存知ですか。腸重積というのは、赤ちゃんから大人まで年齢に関係なく発症する腸の病気です。腸...

目の前で、子供が突然けいれんを起こしたら皆さんはどうしますか。対処法がわからず、時間だけが過ぎて行き、パニック状態に陥り...

私の息子は出産後に医師から新生児一過性多呼吸だと診断されました。新生児一過性多呼吸になってしまった原因は出産予定日よりも...

田中ビネー式知能検査とは、主にお子様の発育段階を調べるものです。運動性・言語・社会性の3つの領域から、さらに細かく分析し...

子供が熱を出しているとき、少しでも下げて楽にしてあげたいというのが親の願いだと思います。一日でも早く治してあげたいですよ...

ヘルパンギーナという感染病をご存知でしょうか。夏に流行る夏風邪の一種で、口内炎のような水疱が口の中、喉の奥中にたくさんで...

子供が病気の時は親も心配です。特に、熱が高く、苦しそうにしているのは見ている方も辛くなってきますね。子供は体温の調節機能...

風邪をひいたときの解熱剤や、便秘の時の下剤など、小児科で座薬をもらうことは3歳くらいまでは多いかと思います。3歳くらいま...

ヘルペス性歯肉口内炎という病気を聞いた事がありますか?実は子供にとても多い感染する病気の1つなのです。ヘルペス性歯肉口内...

手足口病という言葉を耳にしたことはありますか?夏が近づくと子供がかかってしまわないか心配になるかと思います。私は去年息子...

チック症という病気を知っていますか?チック症とは、癖(チック)が慢性化したときに診断される病気です。3歳ころの幼児期から...

脳の成長が見られず、異常に小さい状態のことを言います。脳が形成される早い段階で頭蓋骨が癒着をしてしまいそれ以上に成長がで...

子供でいびきをかく子は少なく、特に一晩中気になるいびきをかいているのなら何らかの病気である可能性が高いため、病院へ行く必...

高血糖の状態が生後一か月以内に起こり2週間以上続く状態のためインスリン投与が必要となる状態を新生児糖尿病と言います。40...

健康な体の人は、口から肛門まで一本の長いトンネルのように臓器が並んでいますが、何らかの原因で肛門に近い部分の腸管に腸が入...

胃の出口の筋肉が分厚くなることにより幅が狭まり、十二指腸にうまく運ばれず噴水状に吐いてしまう病気です。どんどん吐いてしま...

サーモンパッチとは、毛細血管が一気に広がることにより見える淡いあざの事をいいます。新生児の約3割にみられ、生後すぐあたり...

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)とは鼓膜より奥にある中耳部分に滲出液が溜まる中耳炎の事です。発熱や痛みなどをほ...

仮性メレナは、生後10日以降に起きやすいもので、お産の時の出血や母乳に混じった血がうんちに出てくる状態で、治療は特になく...

子供が「耳がなんか変!」と訴えて病院に連れていくと、「お耳に水がたまっていますね」と言われることがあります。これが滲出性...

川崎病(急性期)とは?血管に炎症の起こる病気で急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群と呼ばれる病気です。川崎病(不全型)とは?●...

有害物質が体に入り、発症する紅斑です。発症率はかなりの確率(50%)で起こります。生後1〜3日内にみられる紅斑です。大き...

疳の虫とは 乳児期の異常行動を指します。主に、夜泣き・癇癪・ひきつけなどが代表的です。疳の虫の子の特徴は、青白い 青筋が...

授業後や長い休みの時に、障害のある6歳から18歳までの子供が通う施設のことです。目的として、地域交流や自立した日常生活を...

子供が風邪をひいたときどんな症状が一番気になりますか。発熱はぐったりする子も多く心配ですね。鼻水や咳はどうですか少しなら...

子どもは一人一人個性があって活発な子、おしゃべりな子、怒りっぽい子泣き虫な子、おとなしい子、マイペースな子…いろんな子ど...

突発性発疹で子供が不機嫌だと心配でかわいそうですよね。特に乳児期や初めての発熱はどうしていいか分からず慌ててしまいます。...

子供は宝です。子供に恵まれるのは幸せなことです。しかし子育ては楽しいだけではありませんよね。1人でも大変な育児3人以上の...

チック症とは、自分の意思にかかわらず瞬きしたり、声をだしてしまったりする、神経系疾患になります。一見癖のようにも見えるた...

新生児は、通常無菌状態で生まれてきますが、腸内細菌も無菌状態と言えます。新生児壊死性腸炎とは生後30日以内(特に早産で生...

「落ち着きがなく授業中立ち歩いている」「ころころと遊びが変わり集中力がないように見える」「向かい合って話していても目が合...

新生児髄膜炎とはどういう病気が知っていますか?感染力が強いため、赤ちゃんにかかりやすいとされています。初期症状が風邪と間...

夜泣きにしては何だかおかしい、赤ちゃんの頃の夜泣きよりも激しく泣いていてどうすれば良いかわからない、と悩んでいるママが多...

生後6ヵ月頃から発症する中耳炎。子供のうちは中耳炎によく掛かりますよね。特に2歳頃までの子供に多く発症する病気の一つです...

急性虫垂炎という病気を聞いた事がありますか?これはいわゆる「盲腸」と呼ばれる病気です。実は子供にも多く発症される病気とさ...

私自身、子供が居て、突然耳が痛いと言われたことがあります。ですが、時間が経つといつも通りに遊び始めたので何だったんだろう...

小児ストロフルスという病気を知っていますか?生後すぐの頃から約2歳までの子供が掛かりやすい病気の一つです。小児ストロフル...

舌癒着症という病気を聞いた事がありますか?あまり聞きなれない病気ですよね。正式な病名は「先天性舌癒着症・喉頭蓋・喉頭偏位...