新生児メレナとはどんな病気??原因は??
仮性メレナは、生後10日以降に起きやすいもので、
お産の時の出血や母乳に混じった血がうんちに出てくる状態で、
治療は特になく、一時的なものです。
特に、心配はありません。
新生児メレナは、消化管出血のため、明らかに変わります。
血液検査によりほとんどが見分けられます。
レントゲン撮影や造影剤で状態の検査がされます。
新生児メレナの予防法は??
ビタミンK不足を補うため、退院までに
大体の病院では、ビタミンK2シロップを飲ませ、
一か月健診でも再度飲ませるのが一般的です。
母乳育児中であれば、ママの食生活によって母乳より、
ビタミンKを取り入れることも可能です。
ビタミンKを含んでいる食材には
小松菜やモロヘイヤ・納豆・海藻などです。
ただし、ビタミンKの取りすぎは、黄疸がでる
原因になるため、注意は必要です。
新生児メレナの発症率はとても低い?
現在では、ほとんど発症することは少なくなりました。
ミルクにも含まれているため、ほとんど心配はありません。
あっても数10件程度ぐらいです。
一昔前は、命を落とすリスクは高い疾患でした。
ただ、生後3週間以降に吐血や血便がある場合は、
頭蓋内出血の恐れもあるため、
要検査となります。(特発性乳児ビタミンK欠乏症といわれます。)
約半分の割合で、痙攣や脳性麻痺などが残ります。
K2シロップって結構きついもの?!
ビタミンK不足解消のため、K2シロップは飲ませるわけですが、
1mlあたり10mlの水で薄めないといけません。
新生児や発育不良の場合、壊死性腸炎を起こしてしまうことが言われています。
味は砂糖水のようなものだそうです。
血便とタール便の見分け方?
一般的に新生児メレナになると
血便が出るといわれますが、
血便とは鮮血が出るものです。
タール便とは出血した血液が分解され
黒っぽく見えるものになります。
メレナの場合は、タール便がでるため、
黒っぽい便になるので、分かりやすいです。
新生児メレナは現在はあまり発症しないものなので安心を
ビタミンKをきちんと取れば、ほぼ、日本
では発症することのない病気とされています。
赤ちゃんの吐血や、タール便はとてもびっくりするものだと思います。
見過ごせるものではありません。
きちんとした対処をすれば、特に問題はないのでご安心を。
日ごろから変化を受け取り観察することは必要となります。
入院中であれば、チェックはしていただけるかもしれませんが、
自宅へ帰ってからもおこりうる可能性はあるため、
注意し、いつもと違えば、
即病院に連れて行きましょう。
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