３歳児～寝ている時のいびきや歯ぎしりの原因や対策～

３歳児　いびきや歯ぎしりがひどい

子どもの寝息といえば漫画の世界のようにスヤスヤと静かなものです。
でも、いびきや歯ぎしりが聞こえる時がある！

子どものいびきや歯ぎしりには実は原因があるのです。
「いつもの事」と放置せずに対策を立てましょう！

３歳児がいびきをする一番多い理由は
扁桃腺が大きくなっている場合があります。

大人でも扁桃腺が大きくなっている人の話をよく耳にしますが
子どもの場合はそれぞれの器官が大人に比べて小さいので
扁桃腺が膨れていると様々な部位に支障をきたします。

大人だけの症状だと思っていたらそれは間違いです。
子どもにも睡眠時無呼吸症候群は発症します。
毎日激しくいびきが出る。呼吸のペースが荒くて口呼吸が多い。
呼吸する時にお腹が膨らむのではなく、胸の辺りがへこむ。

このような症状が出ている時は睡眠時無呼吸症候群の恐れがあります。
子どもの健やかな発達や成長に害を及ぼす危険性が高いので
早めに専門機関に受診する事をお勧めします。

受診の際は寝ている様子を録画しているものが
あれば症状が伝わりやすいです。
いびきの受診は耳鼻咽喉科に行くと良いでしょう。

３歳頃の歯ぎしりは噛み合わせを調整している事が多いです。
この頃は体も急成長するので様々な部位が
その成長に合わせて変化しようとしています。

下あごを固定しながら歯の組み合わせを試行錯誤しています。
まだ永久歯に生え変わる時期ではないので様子見してあげましょう。
しかし、精神的なストレスが原因の場合もあります。

保育園・幼稚園生活での変化や
怒られた日に歯ぎしりが出てくる場合もあります。

行事前の練習で気が張っている時も子どもにとっては
ストレスが増える要因になったりします。

環境が変わった時や叱った後はいつもよりスキンシップを増やしたり
一緒に遊ぶ時間を多めに取って
子どものストレスを上手に解消してあげましょう。

歯ぎしりは成長過程の一環としてしばらくすると落ち着ていきます。
ストレスでの歯ぎしりも一時的なものが多いです。

もし、長期間歯ぎしりをし続ける場合は歯がすり減ってしまう事もあるので
一度歯科医を受診してみるもの良いでしょう。

いびきや歯ぎしりはその時その時の子どもからのサインです。
特にいびきの場合、成長に直接影響します。
日中疲れていてもいびきによって夜も寝付けないと
体は一日中疲労がたまった状態になります。

頭がぼーっとしていたり、落ち着きがない症状が出ることもあります。
いびきが改善されると食事が進むペースが変化したり
しっかり睡眠が取れる事によって成長ホルモンが適切に分泌されます。

「寝る子は育つ」と昔から言われているように子どもにとって睡眠とは
食事を摂ったり、運動をする事に続く大事な行動です。
安眠が妨害され続ける事によって更にストレスが増加する事もあります。

早期発見・早期治療が望まれますので
いつもの子どもの様子と違った寝息やいびきには
保護者や周りの大人がチェックしてあげましょう。

あなたにオススメの記事

３歳、４歳の子がご飯を食べない原因や解消法は？

お菓子は食べるのにご飯は食べない、口の中にいつまでもおかずが残っている、食事中に遊ぶ、好き嫌いが激しくて同じ物しか食べな...