３歳児反抗期の乗り切り方～叱り方や２つの注意点～

３歳児反抗期の乗り切り方や注意点とは？

２歳児のイヤイヤ期が過ぎてほっとしたのも
つかの間、３歳児の反抗期がやってきました！
２歳の時とくらべるとずいぶんと会話力がつき
言葉でのコミュニケーションがとれるように
なってきたのではないでしょうか？

我が家でも３歳の息子が最近、反抗的な態度や
言葉を使うようになってきたのが気になります。
そこで今回はそんな３歳児の反抗期について
まとめてみました。

３歳の反抗期とは？

３歳の反抗期は第１次反抗期とも
呼ばれていることをご存じですか？

魔の２歳、悪魔の３歳、天使の４歳
というふうに表す言葉もあるほど
３歳の反抗期は各家庭の悩みどころとなるようです。

本当に４歳で天使のような
優しさになってくれるといいんですけどねぇ・・。

２歳の時のイヤイヤ期では
まだ言葉で反抗してくることは少なかったと思いますが
この３歳の反抗期では「イヤイヤ」という
言葉にプラスして口が達者に
なっていますから「なんでできないのか教えて！！」

とか「自分でできるってば！」などと自分のこだわり
を貫こうとあらゆる手を駆使して反抗してきます！

やりたいことがなぜできないのかを説明しても、
口達者のわりに理解力はまだ足りないのか聞き分けが悪い。

何回も同じことの言い合いになりついには口げんかに
発展することだってありますよ！

２歳のイヤイヤ期との違い

２歳のイヤイヤ期とは、理解できているのかわからない事でも
とりあえずの返事が「イヤ！」だったり
自分でやりたいという気持から泣き出したり
ひっくり返って寝転んだり・・

気をそらせば泣き止みましたし
ひっくり返ったって抱っこすることだって
簡単にできましたよね？

まだ赤ちゃんの延長のように思いませんか？
それに引き換え３歳の反抗期では
理解できていることに対して否定したり
はっきりと自分の意志を表すことができるように
なってきているんです。

ですから、簡単に丸め込もうとしても難しいんです。
そう・・反抗的な態度はまるで
お母さんが怒っている姿を真似している
ようにすら見えます。

しかし、２歳の時は自分でやりたいけど
できないという場面が多かったのですが
３歳になると自分で身支度ができるようになったり、
ごはんを上手に食べられたりなどと
手のかからないことが多くなってきています。

だからお母さんは手がかからないことに慣れて余計に
お子さんの反抗的な態度に敏感になってしまうんですよね！

３歳の反抗期をどう乗り切る？

１．ゆったりとした気持ちで
まずはお母さん自身も時間も心にもゆとりを持ちましょう。
時間もない、忙しくてバタバタ
しているときこそイヤイヤ言われると
適当に対処してしまったり
怒ってしまったりしてしまいがちです！

お母さんが感情的になってしまったら
それはお子さんにとってお母さんが
反抗的な態度をとっているというふうに
とらえてしまうようです。

実際に息子に感情的に怒ってしまったときに息子は私に
「お母さんもう悪くない？」という言葉を口にしました。
お子さんからしたら何がダメで
叱られているのかわかっているようで
半分くらいしかわかっていないのです！

２．言葉遣いに気をつける
お子さんは本当にお母さんの
行動や言葉、会話を観察しています！

ですからお母さんの口調をそのまま真似します。
叱る時についつい汚い言葉がポロッとでしまいませんか？
私もよくあります・・
お子さんが反抗的な態度や言葉を口にするとき
その言葉をそのまま真似するようになります。
（我が家でそんな事件が起きています！）

かわいい顔からそんな汚い言葉が
出てきたときはすごいショックを
受けてしまいますので、できれば叱る時は落ち着いて
汚い言葉を使わない様に気をつけましょう。

叱る時はどう叱る？

叱るといっても優しい口調で
聞いてくれる時はいいんですが、
「ダメ！」といっても反抗的になって
いるときは聞いてくれませんよね？

例えば、最近の我が家の話ですが
棒つき飴をもって走っていて注意をしても
走るのを止めなくて直後に
息子がこけたことがあり、息子を叱りました。
怪我につながることですからね・・。

その時に
「棒付きの飴をもって走ったら危ないでしょ？」

「こけたときに棒が喉に刺さったら病院に行かないと
　いけないぐらいの怪我になるよ？」

と少し強めの口調で言って叱りました。

しかし、これだけでは
３歳児ですべてを理解するのは難しいんです.

こんな時は・・
なぜ叱られているかを実際にお子さんに聞いてみましょう！！
息子が答えた言葉は
「飴を持ってこけたから」
という返答でした。

やっぱり半分くらいしか理解できていません。
何回聞いてもこの答えがかえってくるんです。
だから本当に危ない事をしているときや
怪我につながることで叱る時は
なぜ怒られているのかがわかるまで
教えたり問いかけたりして理解させてあげましょう。

あとがき

反抗期といっても朝から晩まで
反抗しているわけではないですよね？
反抗期は大変！と思うかもしれませんが
産まれたての赤ちゃんだった時を思い出してください。
毎日夜中に起きての授乳や着替えなどもっと大変でしたよね？
ほとんど自分でできるようになって成長した
お子さん、一緒に楽しい時間を過ごしてあげてください。