３歳児言葉が遅い原因は？～全然喋らないと心配なママへ～

３歳児言葉が遅い原因は？

初めての子どもだと育児書通りにいかない
日々に疲弊していたり、兄弟がいると
上の子の時と比べて様子の違う
下の子を心配している人もいるでしょう。

そのうちの一つに言葉が遅い子
について悩むママも多いです。
うちの子だけ？と思っている人も多いのでは？
３歳になってもまだ言葉が遅い子には
何か原因があるのでしょうか。

周りのお子さんと比べて言葉が遅い
かもしれない、と思ったり実際検診で
指摘されたママもいるかもしれません。

３歳の子どもはどれぐらい喋るのが
一般的なのでしょう？
１～２歳頃で話す単語が１つから２つに
増えます。

うちの子は全然喋らない、と
悩んでいる人も多いかもしれません。
言葉が遅いにはいくつかの原因が考えられます。

「成長の問題」
３歳とひとくくりにしても、４月生まれの子と
年が変わった３月生まれの子では
約１年も違います。子どもの頃は
誕生が1ヵ月違うと身長や体重も
含めて成長に大きな差があります。

約１年も違うと言葉が遅くても当たり前ですね。
誕生日が過ぎるといきなり話す
言葉が増える子も多いのであまり
周りと比べずに、気長に待ってみましょう。

「個性の問題」
走るのが早い子もいれば、お部屋で
遊ぶのが好きな子もいます。

大人でも人見知りする人もいれば、
大勢の前で緊張せずに話す事が
できる人もいますね。

全ての子どもが総じて喋るのが得意な
わけではありません。

この時期は大量の言葉を脳に入れていきますが、
出していく事が苦手な子どももいます。
脳に入る言葉が少ない場合は出てくる
言葉も少ないのです。

子どもに話しかける言葉が少なかったり、
一日中ママの声しか聞いてない場合は
入ってくる言葉も少ない為、出てくるのが
遅いこともあります。

意識して子どもに話し掛けたり、
外に出て多くの声を聞くことも大事です。

「基本姿勢が受け身の状態」

普段からテレビや携帯電話の動画等を見せて
子どもの時間を費やしている人も
多いかもしれません。

家事をする間や手が離せない時間に
テレビを見て大人しくしていると助かりますが
それが日常的になると言葉が遅くなる
原因になると言われています。

テレビや動画は向こうが勝手に発信しているのを
子どもが受けるだけの状態になるので
コミュニケーションが上手くなるわけでは
ありません。

人と面と向かって話しをする事で子どもは
言葉に興味を持ち、上達していきます。
日々の過ごし方を見直してみる事も大事ですね。

「その他のチェックポイント」
上記以外にチェックするポイントがあります。
親が話す言葉に興味を示しているか、
聴力に問題はないか、話す人の方を向いて
目を合わせるか。

上記の事が気にならない場合は言葉を
話し出すまで子どもにあったペースで
のんびりと待ってあげましょう。

言葉が遅い事から発達障害が
判明することもあります。
言葉を喋る事はまだ出来ないけれど、
言葉の意味を理解している
時は問題ありません。

例えば、おもちゃを貸して、と問いかけた時に
おもちゃを渡してくれるなら言葉の意味を
理解している状態です。

同じように問いかけてもぽかーんとしたまま
自分の遊びを続行する時は言葉の
意味自体を理解できていません。

これは発達障害の現れ一つです。

また、発達障害は感情の起伏が
現れにくいので、泣かない、笑わない等、
感情が顔に出てきません。
目を合してくれる事も少ないです。

３歳頃になるとお友達と遊ぶ様子も
見られるようになりますが発達障害の
場合は１人で遊ぶ事を好みます。

気分によって１人遊びの日もありますが、
発達障害に当てはまる子どもは
頑なに１人で遊んでいたり、同じ遊びを
ずっと繰り返している様子が見られます。

遊んでいる最中に中断されると激しく泣いたり、
こだわりが強すぎる事もあります。
これらに思い当たる場合は一度
専門機関に受診してみる事をお勧めします。
早めに判明するとその分早く療育に
取り組む事ができます。

療育に通っていても子どもにとって
マイナスにはなりません。
子どもが生活しやすい環境の
手助けを親が率先して行ってあげましょう。

成長段階の目安として言葉の発達に
ついて気になるママも多いと思いますが
言葉が遅いのも様々な原因があります。

あまり焦らずに子どもなりのペースを
待ってあげることも大事ですね。