１歳の子供が噛む理由とは～噛み癖の３つ原因と対処法～

子どもと遊んでいたとき急に
腕をがぶっとされたことありませんか？
これが結構痛くて、思わず「痛いでしょ！」
と、強く怒ってしまったことがあります。

そして、それが１回や２回ではなく１歳を
過ぎた頃から、噛むことが増えてきました。
自分ならまだしも、他人に
噛むようなことをしては、と
気が気じゃなくなりました。

今回は、なぜ噛むのか、
原因と対処法を紹介していきます。

１歳頃の子供が噛むのは、いくつかの
理由があります。
その理由を紹介します。

１．歯がゆい
歯が生えてくることで
歯茎がかゆくて、おもちゃ
などを噛む延長で、ママやパパの
指を?むことがあります。

２．自己表現
まだ、うまく言葉で表現できない
ため、かまってほしいなど自分の
気持ちを噛むことで表すことが
あります。

３．遊びとして楽しんでいる
噛んだ時にパパやママが「痛い！」
と、反応するのが、心配という
感情より、面白いという感情が強く
反応を楽しんでわざと遊びの
ひとつとして噛むことがあります。

１歳頃になると、だんだんと
自我が芽生え、自己表現を
たくさんするようになります。

しかし、言葉はまだ単語が１つ２つ
でるくらいですよね？
そのためうまく伝えられず、
噛むという行動にでてしまう子もいます。

しかし、噛むことはいけない事と
伝えてあげないといけないですよね。
この時に大切なのは頭ごなしに
ただ「噛んだらダメ！」といっても
子どもはわかりません。

子どもが噛んだ時に、なんで噛んだのか
きちんと見ていて理解してあげることが
とても大切です。

ほとんどの場合が、負の気持ちの時に
噛むことが多いと思います。
例えば、「眠い」「おなかすいた」
「体調が悪い」「おもちゃをとられ嫌だった」
など、その時の状況から何を
伝えたかったのかを、代弁して
あげることが大切です。

「眠いね」「おなか減ったね」
と代弁してあげることで、
噛むことから、言葉で伝える
ということに気づき噛むことが
なくなっていきますよ。

そして、代弁した後、噛むと痛いよ、
噛んではいけない、と
伝えていくようにしましょう。

怒るというより、噛むのはなんの
サインなのかということを理解してから、
いけないことをきちんと
伝えていくようにすると
いいかもしれません。

先ほど紹介した原因の
それぞれの対処方法を紹介します。

１．歯がゆそうなとき
歯固めなど、噛んでも
安全なおもちゃなどを
用意してあげましょう。

２．自己表現として噛むとき
その子の言いたいこと伝えたい
ことをくみ取って、代弁して
あげます。すぐには、治りませんが
その都度、「こういう気持ちだったね」
と理解してあげたり、代弁して
あげることで、言葉で伝えられる
ようになっていきます。

３．遊びで噛む
反応を楽しんでいて、子どもも
笑っているので、つい「いててて！」
と一緒になって、遊んでしまうと
思いますが、噛むことで
コミュニケーションをとることは
違いますよね。

ここは、真剣な表情で、短く
「痛いからやめて」ときちんと
伝えましょう。

だらだらと、噛むと痛いから
噛んではいけないよ～と話しても
あまり効果はありません。
いつもと違う、表情でピシッと
伝えましょう。

なんでうちの子だけ、と悩んだり
してしまいますが、自己表現として
おもちゃを投げたり、床に突っ伏したり
その子その子によっていろんな方法で
表現する時期です。
なかなか、すぐには効果がでないかも
しれませんが、根気強くその子の
個性に付き合っていきましょう。

個性であったり、自己表現で
あったり、それでも噛むのは
なんとかやめてほしいと噛むたびに
ついイライラしてしまったり、
なんで噛むの！と怒鳴ってしまったり
しますよね。

しかし、紹介したように必ず
何らかの原因があっての行動です。
何が原因なのか、探り、原因が
分かった時には、しっかりと
その気持ちを理解し対処していって
あげてください。