１歳の子供が４０度の高熱の時注意すべき点や対処法

1歳になる子供は一般的に平熱が高いです。
なので、ちょっとした発熱
でも高熱になることが多いのです。

しかし40度を超える高熱の場合は
体もとてもつらく、病気の可能性もあるので、
特に気を付けて診てあげたいですね。

１歳になると段々と赤ちゃんさが抜けて
歩いたり自己主張をしたり、しっかりとしてきます。

しかし気持ちを言葉で伝えるのはまだまだで
体調不良は親が気付いてあげなければ分かりません。

高熱は体の熱さですぐに
気付くことが出来ますが、熱が上がる前に気付いてあげられると
少しでも軽く済むように、長引かぬよう対処が出来ますね。

高熱のときに注意すること
対処できることにはどんなものがあるでしょうか。

汗が多く出るので、こまめに水分補給をしてあげましょう。
高熱のときは、特に脱水症状になりやすく
口の周りや中が乾いていたら、注意です。

1歳を超えていれば、飲めるものも多くなっていますね。
ミネラル塩分のある、ポカリスエットやアクアライトがおすすめです。
抵抗があったり、授乳中であれば
おっぱいでもいいので飲ませてあげましょう。

まずは解熱剤である座薬をいれることです。
即効性があり、熱による
食欲不振や睡眠不足が軽減される効果もあります。

次に体を冷やす方法です。
おでこや氷枕のイメージがありますが
両脇や太ももの付け根などを冷やすと効果的です。

通常風邪やウイルスでの発熱の場合は
3～4日で解熱する場合がほとんどです。
しかしなかなか解熱しない、高熱が続く場合は
他の病気の可能性もあります。
気になるときは、迷わず小児科にかかりましょう。

高熱の場合、『熱性けいれん』を起こす場合があります。
熱性けいれんとは、高熱によって引き起こされるけいれんのことで、
あくまで高熱による一時的な意識障害のことをいいます。

熱性けいれんにより、症状が悪化するなどはありませんが、
子供は苦しく、親も心配になります。

もし過去に起こったことがあれば
ダイアップ坐薬というけいれん予防坐薬をもらうと安心ですね。

私の息子の話です。
ある日いつもと様子が違うことに気づきました。
ボーっとしていて、元気がなかったのですが
その時は眠たいのかな？と思い、早めに寝かせました。

翌日になり、起床時38度の発熱に気付きます。
が、病院開院時間まで寝かせておくことに。

しかしその間に息も絶え絶えに
体は燃えるように熱く、ぐったりとなっていきました。
念のため再度検温すると40度に達していました。

慌てて病院へ行こうとすると
突然けいれんし出し、口から泡を吹く息子。

そのうち顔色が悪くなり、唇も紫になっていきました。
当時は熱性けいれんというものを知らなかったので
救急車を呼び搬送。
病院内でもけいれんを起こし、入院となりました。

髄膜炎などの検査をしましたが、結局熱性けいれんとの診断。

病院での離乳食もほとんど食べられず、授乳ばかりになりました。
元気がなく、一日中ベッドでも退屈することなくうとうと・・・。
見ていてとてもつらく、早めに熱に気付けなかったこと
体を冷やすなど対処できなかったことを反省しました。

3日に熱が下がり退院。親も付き添い入院で、親子ともに試練となりました。

ちょっとでもいつもと様子が違うなと感じたら
注意深く子供の様子を見てあげましょう。
そして発熱した時は、適切な対処をしてあげたいですね。