１歳児の奇声に困っている時に有効的な方法や対処法

１歳の奇声にお手上げ状態・・・

子育て中のママや悩ますことの一つに
子どもの奇声というものがあります。

赤ちゃんの頃は「ギャン泣き」と言いますが、
これが１歳過ぎると、「ギャン泣き」ではなく
「奇声」と言われてしまします。

子どもが奇声を上げ始めると、周りの目が
辛いとおっしゃる方が多くまた、大人が
「やめなさい」と言えば言うほどエスカレート
していく子どももいて奇声を上げることに対して、
ママ達はお手上げ状態。

その原因と対処法をここでご紹介していきましょう。

奇声をあげるその子供の心理は様々です。
まずは、注目してほしいという心理があります。
注目して欲しい子というのは奇声をあげながらも
大人の表情を伺っています。

奇声をあげると、周りの大人が注目して
「どうしたの？」「やめなさい」などなど
言い出します。その反応を見て、
子どもは楽しむのです。

こんな理由の場合、一番有効なのは、
淡々と反応するのです。大げさに、
「どうしてそんな声をだすの？」「やめて！！」
などと、大きな声で制止すると相手にしてもらえると
思って、ますます奇声をあげかねません。

もちろん、放置するのもNGです。
無視をされたと思ってますます声を大きくする
場合もありますし、何より、マナーが悪いことを
そのままにしておくことがしつけの面からも
よくないですね。

これは楽しいと思う気持ちを表すのに声の
ボリュームの調整ができない頃に多く見られます。
もともと声が大きな子どもが興奮して
高い声で騒いだときに奇声となってしまう場合です。

これも子どもが楽しそうにしているからと言って、
放置しておくのはNGです。大人の理屈は
わからなくても、口に指をあてて「しーっ！」
とするしぐさで何を言わんとしているのかは
伝わります。

よくあるのが、ママが「しーっ」と言っているのに
子どもが喜んでいるのをみてパパが遊びを
エスカレートさせて、さらに興奮させるというのですが、

これでは、ママは厳しく、パパは面白くて優しい。
さらに、パパは甘い。という風になってしまいます。
普段から、夫婦の中で、子どもに守らせたい
マナーについてよく話し合うのも大事ですね。

興奮しやすいというのも、やはり普段の落ち着いた
生活リズムを整えることで軽減されていきます。
早寝早起きを心がけ、いつも穏やかに過ごせる
環境づくりも意識していきましょう。

自分の意志が出てきたけど、自分の気持ちが
上手に伝えられない。

ママの言うことはわかるけど
ママは自分の言ってることをわかってくれない。
こんなときにも奇声をあげてしまいます。

ママが子どもがどうしてほしいかわからないときは
しっかりと抱っこしてあげてください。
ママに抱かれることで、わかってもらえないという
心の不満や、不安も落ち着いてきます。

ママが注意してもおさまらないときも同様です。
「どうしたのかな？」「だいじょうぶよ」などと、
声をかけながらしっかりと抱きしめてあげると
すぐに落ち着いてきます。

外出先で子どもが奇声を発すると、
ついつい周りの目を気にして
「やめなさい！」「静かにしなさい！」
とママの方も大声で叱ることがあるかもしれません。

しかし、それは逆効果です。ママが神経質に
なりすぎると子どもにも影響大です。穏やかに
「ここは、沢山の人が集まるところだから静かにしてね」
「大きな声だと喉が痛くなっちゃうよ」などと
どうして奇声を発してはいけないのかという
理由をいいながら注意しましょう。

ママ自身が周りの人から見て、ではなく
子どものことを考えての子育てができるように
なるともっと自由度があがりますので、
子どもも穏やかになっていきます。

なんにしても成長とともに、そして言葉の
獲得数が上がるにつれて奇声を発することも
自然と減ってきます。子どもは、出来上がった
姿ではなく今は成長過程だということを心にとめて
子育てをしていくと、気持ちに余裕が出てきます。