１歳児が便秘になる３つの原因や解消させる食事とは？

１歳児の便秘の原因は？

１歳頃になるとほとんどの子どもが離乳食を終えてくる時期だと思います。
この辺りの年齢で便秘になる子が増えます。

授乳期では見られなかったのに、なぜいきなり便秘になるのでしょうか？
子どもの体に負担にならない解消法についても調べてみましょう。

１歳の子どもが便秘になる３つの原因

１．「水分不足」

１日のメインの食事が授乳やミルクから離乳食へ代わる頃だと思います。
今までの食事は水分が多めの授乳やミルクでしたが、離乳食が増えると
体に入ってくる水分が極端に減ります。

水分不足から便秘がちになってしまう子が増えるので、意識して水分を取らせるようにしましょう。
ただし、ジュース等糖分の多い水分で補給すると虫歯になる心配が増えたり、

お腹が常に満腹になっている状態で食事の時間にご飯が食べられなくなります。
お茶や水で水分の摂取量を調整してあげましょう。

２．「食事の偏り」

離乳食が終わった頃、子どもの箸が進むように好物ばかりを選んで提供していると
食物繊維が足りておらず、便秘になります。
食べる量が極端に少ない子も便秘になりやすいです。

もともと食が細い子もいますが、食事前には空腹になるように
体を動かして活動させてあげましょう。
食べる量が増えると便の量が作用もあります。

３．「トイレトレーニング」

早めにおむつを外そうとして厳しいトイレトレーニングを行っている場合も子どもは便秘になります。
トイレトレーニングを失敗する度に叱られると、
子どもは叱られる事が嫌でトイレを我慢するようになります。

「失敗して当たり前」の気持ちでのんびりとトレーニングをしてあげましょう。
あまり早くからトイレトレーニングを始める必要も特にありません。
子どもにあった成長過程でトレーニングをしてあげて下さいね。

便秘を解消する食事

離乳食が完了していて、大人と同じように食事ができるようになっても
大人が飲むような下剤を子どもに飲ますことはできません。
体内はまだ大人のように出来上がっていない状態なのです。

子どもの便秘は癖になりやすく、一度癖づいてしまうと
大人になっても便秘に悩まされてしまうので早めに解消してあげましょう。
子どもの便秘を解消してあげるには食事から見直すと良いですね。

食物アレルギーが無いか確認してからお試し下さい。

「便を柔らかくしてあげる」

硬い便が続くと排便することに苦痛を覚えて更に便秘が進んでしまうので、
まずは便を柔らかくして、排泄時に掛かるストレスを軽減してあげましょう。

バナナ、オレンジ、トマト、ニンジン等ビタミンCを含む食材を使用してあげると効果が出ます。
食後のデザートとして果物を習慣付けても良いですね。

「整腸作用」

便が出やすくなるように腸から整えてあげる事も大事です。
代表的なものはヨーグルトですね。
ペクチンが多く含まれているリンゴにも整腸作用が期待できるので、ヨーグルトに混ぜてあげるのも良いでしょう。
納豆等の発酵食品も効果的です。

「便を増やしてあげる」

通常の食事だけだと便の量が足りない場合もなかなか排便できず便秘気味になります。
シイタケやエリンギ等のキノコ類や、わかめ等の海藻を多めに取ると良いでしょう。
コーンフレークも効果的なので、毎朝の朝食に取り入れてみると良いかもしれません。
ママも朝からバタバタする事も減って少し長めにトイレの時間が取れるようになると自然と便秘が解消される事もあります。

最後に

病院へ行って浣腸してもらう子どもも多いかもしれませんが
自力で出す事ができないと便秘が通常の状態として成長してしまいます。

常に空腹感が出てこないので十分な食事が摂れなくなったり、食事自体を拒否するようになる場合もあります。
快適な排泄が出来るように早めに親が手助けをしてあげましょう。
排便の度に大げさに誉めてあげるのも効果的ですよ。

トイレは嫌なものでも、叱られるものでもない、と子どもに教えてあげることも大切です。

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