１歳児の癇癪に困ってるママ～原因や落ち着かせる方法～

１歳児の癇癪に悩んでいますか？

スーパー等で床に寝転がって手足をバタバタさせながら
「い～や～だ～～～！！」なんて泣いてる子を見た事ある人もいるのでは？
私の子供も１歳頃毎日目にする光景でした。

なんでこんなにわがままなの？！と思ったり、
こんなに癇癪持ちなら何か病気なのかな、と思ってしまったり・・・。
実は癇癪にも原因があるのです。

その原因と対処法について探ってみましょう！

新生児の頃は寝てばかりいる赤ちゃん。
いつの間にやら少しずつ自分で何でもしようと始めますよね。
１歳頃で起きる癇癪も「自我が芽生えてきたから」という理由が大きいのです。

自分で伝えたいことがあるのに言葉が上手に出てこないから
癇癪を起してしまう状態に陥っているのです。

あとは、特に疲れていたり、眠たくなっていたり、空腹感があったりする時も
自分で制御できずに癇癪を起こす時もあります。
ただわがままで泣き叫んでいるわけではないのです。

また、一説によると親に対する愛情確認の行動でもある、と言われています。
こんな事してもママはパパは私の事を愛してくれてる！という気持ちが
癇癪を起こさせる要因になっているそうです。

癇癪が起きることも大事な成長過程の一つなんですね。

癇癪が起こる原因がわかったところで、次はその対処法についてみてみましょう。
癇癪が起こる主な原因は自分の欲求を伝えたいところにあります。

「○○がしたい！」「△△がしたい！」

最初は泣き叫んでいる子の様子を見て親もパニックになりますが、
何回か繰り返すうちに「何を伝えたいのか」が分かるようになってくると思います。
まずは何を伝えたいのかを理解してあげましょう。

「あなたのしたい事を分かっているよ」と伝えてあげると癇癪を起こしている子の
大半の気持ちは消化されます。
子どもが癇癪を起こす度に全ての要求に答える必要はありません。

毎回答えてしまうと「癇癪を起こせば自分の要求は通るんだ！」
と教えてしまうことになります。
また、親もイライラするからと言って過剰に反応すると

子どもも余計にヒートアップしてしまいます。
感情の上手な制御の仕方は親から教えてあげる大事な作業です。

癇癪を起こして泣き叫んでいる状態ではこちらが何を言っても子どもには伝わりません。
まずは落ち着かせてあげることに注視しましょう。
私は暴れそうになったらとりあえず抱っこしていました。

スーパーや外出先でも抱っこならすぐにできますよね。
抱っこでひとまず泣き止んでからゆっくり話しを聞くようにしましょう。
子どもによってはしばらく泣いてみて納得して泣き止む子もいるでしょう。

一人ひとり落ち着くタイミングも違うので親も一緒に探ってみてくださいね。

外出先では難しいと思いますが、家の中なら
本人が落ち着くまでとにかく見守ってみる事も大事です。
その際、子どもには「落ち着くまで待っているね」等の声かけをしてあげましょう。

何の声かけもしないまま見守っていると子どもは無視されている！と思って
更に激しく癇癪を起こす場合もあります。
ちゃんとママは、パパは、君の事を見ているよ、と伝えてあげる事も大事です。

こうする事で癇癪を起こせば何でも要求が通る！と思わせないようになります。
いくらお菓子が食べたくてもご飯直前だとダメですよね。

毎回癇癪を起こすからとってお菓子をあげてしまう行動は何の解決にもなりません。
子どももお菓子が食べたい気持ちが2割
構ってほしい気持ちが8割ぐらい、と理解しておきましょう。

片付けや着替え等、自分でする！と言い出すのもこの頃ですね。
この要求が上手く通らない時に癇癪を起こしている場合もあります。

この場合は時間があればできるだけ子どもが自分のやりたいようにさせてみましょう。
親からすればモタモタして見えるようでも
子どもは一生懸命真似て自分でしてみようとしています。

自分で着替えが出来たとき、片付けが出来たとき、子どもは
要求が通った安心感と物事をやり終えた達成感を感じる事ができます。
日々の生活の中で現れる欲求にはこうして満たしてあげる事も大事です。

様々な要因で起こる癇癪を毎日目の当たりにすると親も滅入ってきてしまいますが、
感情のコントロールの仕方を上手に教えてあげながら
長い目で見守ってあげてみてください。

振り返ればあれも赤ちゃんの時期の思い出だな、なんて思える日が必ず来ますよ。